ワシャは司馬遼太郎を尊敬しているものである。人生の師として司馬の言説を噛みしめながら生きていこうと思っている。
でも、司馬さん、三河人には厳しかった。
《戦国の三河人は、隣国の尾張侍のような機略はなく、美濃侍のような智謀はなく、駿河侍のほどの教養はなく、さらには、その精神は義理にも規模が大きいとはいえなかった。》
と、酷評している。この後で唯一「律儀ではある」と言い、その律義さが徳川家興隆の基礎になっていったとしている。
今度の2月12日で司馬遼太郎が彼岸に逝って20年が経つ。司馬さんの言うことを鵜呑みにするわけではない。少しずつ咀嚼しながら血肉にしていこうと思っている。
こちらも尊敬する倉本聰さんの最新ニュース。
1月16日から巡演舞台の「屋根」が始まる。東海地方にも来るのかなかぁ。倉本さんの演出としては最後になると言っておられるので、ぜひ、観たいものだ。