《東京都立府中工業高校の男性教諭（３５）が今年５月、２年生の東京観光の校外学習で、生徒が集合時間に遅れたことをとがめて、生徒９６人に都庁前広場で正座させていたことがわかった。》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000011-asahi-soci
え？これがなにか問題なんですか？？工業高校の生徒である。レベルはそのレベルである（なんのこっちゃ）。集合時間が決められていて、その時間を守ること、これは団体生活の基本的なルールだ。とするならば、遅れてきた生徒に対し、指導（しつけ）をするのは当たり前だのクラッカー。２０分間の正座をさせて、自省を求めることのどこがいけないのだろう。身体的にも精神的にも苦痛の指導を受けるから子供はまっすぐに育っていくのだ。まっとうに怒れる教師が増えてくれることを祈りたい。
「不適切な指導」
「都教委は周囲にいた教員が止めることができなかった点を問題視し、学校側に管理態勢を見直すよう指導」
「一般の人が多数いるなかで、生徒に身体的、精神的な苦痛を与え、大変申し訳ない」
こんなことを言う外野はほっておけばいいのである。
歌舞伎の稽古を見るがいい。御曹司たちが父や祖父からどれほど身体的、精神的苦痛にみちた指導を受けているだろうか。しかし、その苦痛を克服しなければ一人前の歌舞伎役者にはなれない。
時間を守れない工業高校の生徒たちも、そこを克服して一端の社会人に成長していくものである。正座がいけないというならば、坐禅を組ませよ。
