2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

西域の悲劇

《それは、ユーラシア大陸を東西にむすぶ幅のひろい――そして長く、ときに放恣に砂漠によってと切れ、さらにつながってのびてゆく――乾燥地帯の緑の帯びである。》 以上は、「民族の十字路」と題された『シルクロード 第六巻』(日本放送出版協会)の冒頭に記…

間断の 音なき空に 星花火

今日のタイトルは、まさに星花火のように輝いてあっという間に消えていった女優の夏目雅子の俳句である。享年27歳、これからが楽しみな女優だっただけに惜しまれてならない。 その夏目雅子、1978年に「西遊記」のロケで、今、話題の新疆ウイグル自治区に行っ…

本を買う理由

昨日買ってきた10冊の本の中で最初に読んだのは、日垣隆『「無駄な抵抗はよせ」はよせ』(WAC)である。待ちに待っていただけに、風呂で一気に読んでしまいましたぞ。 日垣さんはTBSラジオで「サイエンス・サイトーク」という番組をもっている。そこで…

復活!

夕方になってようやく人心地がついてきた。楽しいからといってあんまりお酒は呑み過ぎないようにしましょう。 二日酔いの所為で気分が重い。こんな日はさっさと家に帰るに限る。そそくさと後片付けをして午後6時に会社を出た。真っ直ぐに帰ればいいのに、ど…

呑みすぎシール

パチンコ屋が火事になって4人が死亡したというのに、新疆ウイグル自治区で騒乱が起こったというのに、ワシャの脳味噌はアルコール漬けでまったく機能しまへん。反省して昼頃にでも……難しいかな……久しぶりに重度の二日酔いだ。人間に戻るのは夕方頃かもしれな…

人材と人罪

ウラシマさんの日記http://www2.diary.ne.jp/user/106046/に《幕末の志士、そして明治以降多数の政治家や軍人を輩出した長州が今でもくすんだままなのは、有能な奴が東京にこぞって引っ越して消えた所為なのか》とあったので、そのことについて少し触れます…

十三夜の朧月

3日に消防団で同じ釜の飯を食った仲間が死んだ。昨年の6月に大腸癌を発症し、ちょうど一年を生きて51歳で亡くなった。とくに親しかったわけではないので、ここ数年は音信不通だったが、それでも6年間、一緒に火消しをしていたわけだから、下手な同僚よ…

望みを叶えてはいけない(土浦8人殺傷事件)

(上も読んでね)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000573-san-soci 2008年3月23日、金川真大(かながわまさひろ)という危痴害がJR常磐線荒川沖駅で8人を刺して、1人が死亡、2人が重体、その他に5人が負傷という大惨事を引き起こ…

週末の読書のために その1

昨日、仕事帰りに駅前の本屋に寄った。注文しておいた本を受け取るのと、週末に読む本を確保するためにである。「全国書店ネットワーク e−hon」で頼んでおいたのは、竹内恒夫『環境構造改革』(リサイクル文化社)で、これは仕事がらみの本だ。 カウンタ…

週末の読書のために その2

(上から続く) これらは週末に読む本として買ったのだが、家に帰るとどうしても読みたくなってしまう。悲しい性だった。 まず「WiLL」だ。買う時には気がつかなかったが、表紙に「日垣隆」とあるではあ〜りませんか。ラッキー!2008年2月号以来の登場…

尺取虫

先日、仕事がらみで愛知県西尾市にある「いきものふれあいの里」http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/9,5347,94,431,htmlに出掛けた。西尾の市街地から10分ほどのところにも関わらず、鬱蒼とした里山の森があり、いきものに触れるのにはいい環境が広…

支離滅裂

もう麻生内閣の先はいくら長く保ったとしても残りは3ヵ月しかないわけで、なんで、この時期に新閣僚を登用するのか意味がわからない。まぁ、麻生さんのやることに意味を見出そうというのがどだい無理な話なのかもしれないけれど…… いくら新閣僚の2人がとびき…

しかるべき時に

昨日の夕方のニュースで麻生首相の記者会見の様子が流された。麻生さんは、自民党役員人事に触れてこう答えた。「しかるべき時に、しかるべき方を、しかるべき時期に、しかるべき対応を……」 ワシャが聴いていただけで、麻生さん、4回「しかるべき」を口にし…