思わぬ効能

ウィキノミクス』(日経BP社)と格闘していると昨日書いた。実はまだ読了していないのじゃ。なにしろ知らない語句が多く、逐次、調べて納得しながら読む進めているので、捗が行かない。
 でもね、思わぬ効能がありましたぞ。『ウィキノミクス』読書中に気分転換をしようと思って、他の本に手を出すんですが、これが読みやすい。スラスラと頭に入ってくる。養老孟司古舘伊知郎『記憶がウソをつく!』(扶桑社)など、あっと言う間に読み終えてしまった。
 気分が換ったので、再び『ウィキノミクス』に戻るわけだが、これがまた遅々として進まない。1章を何とか読み終えて、今度は外出することにした。近所の古本屋まで散歩である。
 店頭に目新しい「選書」の類がずらっと並んでいたので、その中から8冊ばかりを買う。いやー、立ち読みしていても、『ウィキノ』に比べつと読みやすいのでついつい買ってしまうんですな。何やかやで21冊を買ってしまった。これも効能か。
 結局、昨日は終日、別系統の本ばかりを読んでしまった。
 う〜む、残された時間は短い。何とか週末までに、電脳系の書籍を6冊読み終えないとね。