書店にゆく

 このところ公私ともに忙しい。まぁそれは突然岩手へ出かけたりしているから仕様がないのだが、気がつけば1週間(実は8日)もいつもの本屋に顔を出していなかった。
 だから、昨日、居酒屋に行く前に立ち寄ると、あらららら、「e−hon」がずいぶんたまっていた。

武田邦彦原発大崩壊!』(ベスト新書)
武田邦彦原発事故残留汚染の危険性』(朝日新聞社
武田邦彦生物多様性のウソ』(小学館新書)

 最近、武田先生の信用度がぐんぐん上がっている。単なる目立ちたがりの大学教授ではなかった。国士である。

角田史雄『地震の癖』(講談社+α新書)

 これはコラムニストの勝谷誠彦さんの推薦だった。「プリュームテクトニクス」について詳しく書いてある。さっそく読もう。

石光真清『城下の人』(中公文庫)

 この本は、名古屋のセコミチさんにご推薦をいただいた本だ。大元を辿れば、呉智英さんの愛読書でもある。

宮川健郎『未明・賢治・南吉』(春陽堂

 今、新美南吉の関連で、宮沢賢治の研究をしている。その一環で取り寄せた本だ。パラパラと繰ってみたが、南吉の評価が思ったよりも高い。南吉が青春時代を過ごした街に住む者としては少しばかりうれしいですぞ。

古賀茂明『日本中枢の崩壊』(講談社

 古賀さんは、あの極左仙谷由人に逆らって、霞が関村を追われたキャリア官僚である。その男が内部告発をしている。これは読まないと……。

 書店の奥さんに、「ずいぶんためましたね」と笑われた。
 その他に、小林よしのり『新日本人に訊け!』(飛鳥新社)、『賢者の本棚』(プレジデント社)、『男はつらいよ』のDVDを購入して居酒屋に向かったのだった。めでたしめでたし。