洒落の解らないバカクレーム

 昨日、こんなニュースがネットで流れていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000078-mai-soci
 中学校の通知表のコメント欄に誤字があったという。「計算力を向上させましょう」と書くつもりが、「計算力を向上させ魔性」に変換ミスをしてしまったというだけの詰まらない話だ。もしワシャがこの通知表をもらったら、笑って、それでおしまいである。それ以上にすることは何もない。その後、訂正版を配布したそうだからそれでいいじゃないか。
 しかし、この件は表沙汰になった。きっとマスゴミにたれこんだバカな父兄がいるのだろう。おっと、「父兄」という言い方も一部のヒダリ巻きの方々には顰蹙ものでしたな。桑原桑原……
「魔性」と誤記載された女子生徒の父親は「誰にでも間違いはあるが、ミスを見過ごした学校全体に不信感を抱く」とコメントをしているそうな。勝手に不信感を抱け!チンケなミスをことさら暴き立てて、大袈裟に騒ぐんじゃない。マスゴミが詰まらぬ取材に来たら「大したことではありませんから」と謙虚に答えればいい。あるいは「ミスをみすみす見過ごしたのはミステリー」とでも洒落ておけ。
 当該教諭は「不快な思いをさせて申し訳ない」と謝罪しているという。でもね、「お宅の娘は魔性の中学生で男性教諭をたぶらかして困ります」とコメントしているのではないのだ。「しましょう」が「し魔性」になっていただけのことで「不快」になってしまう神経の方がおかしいぞ。「プッ」と吹き出して終わりの話じゃないか。
 どんどん社会が劣化している。ぎすぎすした人間関係が散見される。重箱の隅を突つきすぎて、重箱そのものを破壊してしまう。人に余裕が無くなってきているのが肌で判るようになってきた。もう少し楽しく生きようよ。