危機一髪、これも仏のお導きじゃ その1

 長野市で強行された中火リレーをテレビで見た。
それにしても、この騒動、いったい何を目的に実施したのかよく解らない。圧倒的な赤旗が沿道を埋めつくして、中華帝国国威発揚以外のイベントとは思えない不愉快さだ。こんなイベントのために税金を投入して、会場準備や警察官の大量動員をしたのか。
 中国人が大量に押し掛けたために、日本人が政火行列を見られなかったことに対して中国人留学生様はこう言われた。
「政火を守るためには仕方ない。日本の人が見られなかったとしたら申し訳ないが、でも、皆で『日本、長野、ありがとう』と叫んだ。日中友好だからいいあるよ」
 自分たちの主義主張を通すためには、他国の人がどう思おうが関係ない。中共にとって、都合が良ければ「友好」、意に添わなければ「排斥」あるいは「弾圧」という図式だ。長野の大デモンストレーションと武漢で起きたフランスに対するデモはまったく表裏一体、同根のものといえるだろう。
 善光寺、際どいところで危機を回避した。これもご本尊の善光寺如来様のお蔭でしょうな。
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