愛知博雑感(4)グローバル・コモン4 その1

 会場の最南端に位置するもっとも辺鄙なグローバル・コモンではあるが、600円を払えばキッコロゴンドラが運んでくれるのでさほど不便さは感じなかった。
《ロシア館》
 少なくとも今回見た中ではまともな出来だった。ロシア人は基本的に真面目だな。マンモスの全身骨格も入口に鎮座しているが、こっちのほうがグローバルハウスの干物より遥かに迫力があるし、シベリアの平原をゆく太古の象のイメージが湧くのだった。
 それにしても警備員も受け付けもどこもかしこも日本人ばかりだよね。館内で見学をしていたら無愛想な背の高いロシア女が鼻っ面をかすめて「スタッフオンリー」ドアに消えていった。ロシア館で外人スタッフを見たのは、唯一、それだけだったなぁ・・・
(「愛知博雑感(4)グローバル・コモン4 その2」に続く)