大相撲再建計画 その1

大相撲人気の凋落が著しい。相撲ファンとしてその理由を検証してみた。
1 一人横綱
 朝青龍のぶっちぎりの強さというものが、大相撲人気の足をかなり引っ張っている。もちろん横綱は強くなければならないし、その意味で朝青龍は一所懸命に精進し横綱の地位を守っているのだから善しとしなければならない。しかし競馬でも結果が見えていたらおもしろくないでしょ。スタート前から勝つ馬はこれだって判っていたら興味半減になる。またその強い横綱がクソガキときているから良識ある相撲ファンが離れていくわさ。
 再建方法としては、朝青龍が成長しもう少し謙虚な横綱になることだね。黒海に負けても悔しがらない。一場所2つくらいは金星を出す。がんばれ朝青龍
2 弱い大関
 しかし横綱が強すぎるというのは、なにも横綱ばかりのせいではない。要するに横綱を脅かさなければならない大関陣が不甲斐ないのである。千代大海が8度目のカド番になり、魁皇は7度目のカド番をようやく脱出したところで、こいつらの目標が横綱を倒すとか優勝するというところになくて、とにかく勝ち越しカド番脱出というんだからお粗末だ。大相撲人気の凋落の主犯はへっぽこ大関にある。
 再建方法としては、7回カド番になったら大関陥落という制度をつくる。今の大関陣はみな平幕に下ろして若い力士を上げてやればいい。
(「大相撲再建計画 その2」に続く)