朝日新聞「声」欄

 ワシャの家では朝日新聞中日新聞をとっている。以前は読売新聞もとっていたのだが販売所が怠慢だったので止めた。基本的には地元ニュース満載の中日だけでいいのだが、朝日はいろいろと面白い記事が載るので病み付きになり、この新聞だけはやめられないのである。
 7月9日にも面白い投稿が載った。愛知県の58歳の主婦だ。内容は「向こう三軒両隣、ご近所とはお互い様なんだから多少のことは我慢して・・・近隣諸国(中国、北朝鮮、韓国のことでしょうね)と仲良くしてください。たった一人(小泉首相)の思いやりのなさで、日本という家族が困っている」という趣旨である。
 ガハハハ、笑わせてくれる。これだから朝日はやめられない。
 おばさん、多少のことなら我慢しますよ。もちろんそれは小泉さんでも安部さんでもそうでしょう。多少のことじゃないからもめているんですよ。例えばね、昨年11月10日に中国の潜水艦が日本の領海を侵犯したんですぞ。これをご近所で例えれば包丁をもった性質の悪い隣人が家の中を土足で通りぬけて行ったということなのである。あるいは末娘がお向かいの貧乏な家に連れ込まれたまま何年も還してもらえない。「家族を返せ」と言うことをこの一家は我慢しなければならないのかな?
 おばさん、首の上に乗せているものは帽子の台じゃないんだよ。
 それにね、日本という家族は困り果てていないのである。安部さんの毅然とした態度を多くの良識ある国民が支持しているではないか。その辺りもしっかりと目を見開いてよく観察しなさいね。どうもイデオロギーという麻薬に中毒している輩は周囲が見えなくなるようだ。
 司馬遼太郎も言っている。
イデオロギーという色眼鏡で物を見てはいけない」と・・・