2005-02-11から1日間の記事一覧

いつの時代も歌舞伎役者は・・・ その1

天保12年(1841)、幕府の財政建て直しのために老中の水野忠邦が改革にのりだした。世にいう天保の改革である。ガキの頃は、教科書を額面どおりに受けとって、「享保の改革」、「寛政の改革」、「天保の改革」というのは素晴らしい政策だったんだ、と思い込…

いつの時代も歌舞伎役者は・・・ その2

さて、平成の世になって仲蔵の師匠筋にあたる中村勘三郎家に災難が降りかかった。 七之助の事件である。確かに七之助は酒に酔って前後不覚になり、人に迷惑をかけた。その上、暴力までふるうというのは絶対によくないことである。 が、あれほどマスコミが大…