2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

エリートたちの黄昏 その2

(上から続く) 現在、中央で民主党が戦っている「官僚」たちも秀才ぞろいである。その中枢は「東大法学部」というこの国で最高の学歴を持つ「現代の恩賜組」の秀才たちである。保阪さんは、唱和の大失敗をしでかした東條と、現在の小東條を比較して、極めて…

外国人の問題 その1

夕べ、NHKの東海・北陸地方限定のローカル番組「金とく」で「家族漂流〜日系ブラジル人は今〜」と題して愛知県で生活をするブラジル人を取り上げていた。 その番組によれば、現在、愛知県には8万人の日系ブラジル人がいるのだそうな。そしてその多くが不…

外国人の問題 その2

(上から続く)(4)居心地がいいのでどんどん外国から低所得者層が流入する。このため治安は悪化していく。(5)行政は治安のためのコストも支払う。(6)日本を不況が襲う。(7)企業は自分を守るので精一杯なので安い労働力を切り捨てていく。(8)日本が…

騒ぎ過ぎのマスコミ

9月に入ってどのテレビ局も「伊勢湾台風」を取り扱った。50周年とは言え、くどいほど白黒のニュース映像を見せられた。そこに台風18号である。案の定、マスコミは大騒ぎを始めた。「伊勢湾台風以来となる3メートル超の高潮」「50年前に大きな被害をもたらし…

久しぶりの台風

只今、午前5時、外は猛烈な風だ。台風はまもなく愛知県に上陸する。ストライクだ。ワシャの家は安普請なので、暴風でゆれるゆれる。外へ出てみたいけど、まだ暗いので止めておこう。 午前5時40分、風がぴたりとやんだ。台風の目に入ったようだな。虫の声…

忠臣蔵の話

大成駒(六代目歌右衛門)がこんな話をしている。 戦時中の大阪中座で「忠臣蔵」をかけたそうだ。名女形の大成駒は塩治判官(えんやはんがん/浅野内蔵頭)の妻の顔世御前を演じた。大成駒が20代の頃だから、こいつぁ綺麗でしたでしょうね。 さて物語は、鎌…

待ってました! その1

錦秋の名古屋に、ついに「忠臣蔵」がやってきましたぞ。御園座で10月1日から団十郎、仁左衛門、福助、橋之助などの顔ぶれで始まった。今回は「鶴ヶ岡社頭兜改めの場」の「大序」から「三段目」「四段目」「道行旅路の花聟(むこ)」「五段目」「六段目」「七…

待ってました! その2

(上から続く)「忠臣蔵」は史実にあった「赤穂事件」を下敷きにしてはいるが、完全なるフィクションであるということが意外にも知られていない。歌舞伎や浄瑠璃で、その後はテレビや映画などで何度も何度も、上演・放映されたために「忠臣蔵」が史実だと信…

政治家三態

江戸時代も末期になるとお殿様たちの顔のかたちがうりざね顔ばかりになってきた。なぜかというと歯ごたえのない柔らかなものばかりを代々食していたので、あごが発達せずにうらなりの茄子のような顔かたちになったのだそうな。いわゆる公家顔ってやつだね。h…

司馬さんの平和論

ある人に問われた。「司馬遼太郎さんは平和ということについてどう考えていたのだろう」 即答できなかった。悔しいので午前3時から書庫にこもって調べている。ううむ、てこずった。司馬遼太郎という作家は戦乱を舞台にして多くの小説を書いているわりに、「…

震えている その1

9月30日の夕刻に発生したスマトラ沖地震の被害が拡大している。迷彩服を着てヘルメットをかぶってすぐにでも災害現場に入りたい。でも、今は災害関連の仕事をしていないし、金もないし、どっちにしろ役に立たないオッサンなんかむこうから断ってくるだろうか…

震えている その2

(上から続く) 震えるといえば、今、霞が関が震えている。 ここからはね、ワシャの想像でつくったヨタ話として聞いてほしい(不敵笑)。 9月16日、鳩山内閣が発足し、これで名実ともに自民党支配が終焉した。霞ヶ関の官僚たちが数十年にわたって胡座をかい…

震えている その3

(上から続く) ノーベル物理学賞を受賞したアメリカ国籍の中国人、楊振寧さんが中国重慶市で中学生にむけて行った講演の発言である。「寧拙母巧(不器用でもいい。見せかけのうまさはいらない)。今の中国にはこの言葉が大事だ。世界に広まっている『中国製…

楽しい読書会 その1

昨日は定例の読書会。課題図書は、日垣隆『秘密とウソと報道』(幻冬舎新書)を選んだ。参加者からは、「読みやすかった」「報道の現状、ジャーナリズムのあり方がよくわかった」「作家の山崎朋子や毎日新聞の西山太吉記者はむちゃくちゃしよりまんなぁ」「…

楽しい読書会 その2

(上から続く) そうそうその酔っ払った議論の中で鳩山首相の奥さんの幸夫人が話題になった。「よく頑張っている」という意見もあったが、ワシャはああいうでしゃばりは嫌いだ。とくに年相応の格好をできない老女は見苦しくさえある。「週刊朝日」の10月9日…

刈り上げ大臣の暴走 その1

油断していた。こんなバリバリの左巻きが潜んでいたとは……この刈り上げおばさんhttp://www.dpj.or.jp/member/?detail_67=1生半可なサヨクではなかった。売国度の極めて高い政治家だった。千葉景子のもの凄い経歴を紹介しよう。○日本人拉致事件の犯人で北朝鮮…

刈り上げ大臣の暴走 その2

(上から続く) この大臣が福島瑞穂と連動して「選択的夫婦別姓を導入する民法改正案」を提案しようとしている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090930-00000103-mai-pol「夫婦別姓」については、福島が1992年に『結婚と家族』(岩波新書)の中で取り…

刈り上げ大臣の暴走 その3

(上から続く) どこかのバカな報道番組で、この問題を取り上げてこんなことを言っていた。「日本も明治までは夫婦同姓を強制するということはなかった。もっと姓に対して大らかだった」 バカなことを言うんじゃない。明治以前に「姓」というものがどれほど…