正しいことを正しく判断する正しさ

 これだけ「正しい」を並べるとかえって怪しいが(笑)、今までの日本ではこれが欠落していた。でも、少しずつだがそれが正しい方向に修正されてきたような、そんな明るさが垣間見える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110123-00000029-mailo-l04
 宮城県が、性犯罪歴のある者に対してGPSを携帯させ、監視するシステムをつくる方針を打ち出した。村井知事、なかなか思い切ったことをするじゃないか。
 基本的に性犯罪者の再犯率は高い。強姦魔はそう簡単に真面目な男に戻れない。次から次へと女を手玉に取るあの山路徹のように。
 人権派の野呂圭弁護士は「プライベートなことまで県の管理下に置かれるのは、人権保障の観点から問題がある。前歴者が立ち直る意欲をなくす恐れもある」と語った。おまえは阿呆か?女性が色情狂の気持ち悪い男に強姦される恐怖を思ってみろ。あるいは殺されるかもしれないという恐ろしさをイメージしてみろ。被害女性の人権を考えたとき、強姦魔の人権をまもる必要がこれっぽっちもあるとは思えない。被害者に一生残る心の傷を負わせたのである。加害者のほうから「GPSを携帯します」くらいのことは言って当たり前だのクラッカーだ。

http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY201101230286.html
 犯罪被害者の立場を守るために、刑事制度改革を進めてきた「全国犯罪被害者の会」の岡村勲会長が退任する。もともと死刑制度反対を唱えていた人権派弁護士だったが、奥様が殺害されたことをきっかけに死刑制度継続を主張する転向組。少しマヌケな印象も拭いきれないが、それでも未だに「人権」の夢の中をさまよっている野呂弁護士よりはまともだ。奥様が亡くなられてようやく正しいことを見極められるようになったんだね。