偏向報道の罪

 ジャーナリストの西村幸祐さんが、「南北首脳の芸術公演鑑賞」を伝えるテレビ朝日報道ステーション」の富川アナの楽しそうな顔に、彼のテンションが高いことに、「笑ってしまった」とツイートされていた。
https://twitter.com/N74580626/status/1042055158174236673
 北朝鮮で南北の首脳が並んで公演をみることがそれほど日本にとって慶事なのだろうか。かたや、自民党政権や安倍さんのいいニュースについては、お通夜のように伝える。安倍さんの足を引っ張る反安倍の活動は積極的に元気よく報道し、朝鮮、支那中国に関する話題は、ものすごいシンパシーを放出しながらニュース原稿を読んでいる。
 おそらく若い二人なので、局側に強制されて演技をしているのだと思うが、それにしてもおぞましいニュース番組だ。このイケメンと美人が報道することで、ネットを利用できない多くの国民、主に高齢者が騙されているんだろうね。
報道ステーション」を見る時には、歪曲、偏向、捏造がある前提で見る。バイアスはそもそもはなから掛けてあるものとして見る。メディアリテラシーの訓練だと思って見る。そういうこっちゃ。
 そうそう、報道ステーションの二人のアナが、安倍さんを睨みつける写真がツイッター上で拡散されている。
https://tr.twipple.jp/p/b2/5cc45f.html
 犯罪者を見るような目つき。一般社会でそういった目線を送ることは、相手に対してとても失礼だということに未熟なこいつらは気がついていない。現在では、瞬間を捉えて残せてしまうので油断は禁物である。動きの中でたまたまそういう表情だったということがあるのかもしれないが、二人そろってのこの嫌悪感丸出しは、言い訳ができるものではない。不審者、汚物を見るような眼差し、これはどういう状況であろうと一国の総理大臣に対するものではなかった。たとえ思想が違っていても、公の場では相手に対する礼儀というものがあり、電波芸人には視聴者に見せる公の顔というものがある。この二人の喧嘩を売っているような(まさにチンピラが肩をぶつけてきた相手に見せる眼差し)は、こいつら(テレビ局も含めて)が公共の電波を「私」している証左に他ならない。モノが悪過ぎる。
 大人は不平不満があっても、それを人前であからさまに見せてはいけないのだ。

 もう一つ言いたい。そもそもテレ朝やTBS風情が偉そうなことを言うな。TBSなどはかつてオウム真理教をつけあがらせて、坂本弁護士一家、そして地下鉄サリン事件を実行させたではないか。富川アナなどにはもっともらしいことを言わせているくせに、犯罪者集団に脅されると呆気ないくらい簡単に屈する、媚びる、便宜をはかったよね。オウム真理教の要求に沿って坂本さんの映った映像を見せたことが主要因となって、坂本さん一家は襲撃された。TBSの情報漏えいがなければ3人の尊い命が奪われることはなかった。奥様の「子供だけは助けて!」という悲痛な叫びを踏みにじって、鬼畜たちは目の前で……これ以上はワシャには書けない。
 あの殺人に関与した連中は、問答無用で死刑でいいし、死刑ですらあまいと思うほど残虐な犯行だった。
 かつては、鬼畜のような犯罪者を裁く地獄というところがあった。犯罪者は、切り刻まれ地獄の責め苦を味わい、そして息絶えてもまた復活するのである。そしてまた地獄の責め苦で、気が狂うことさえ許されない地獄を永遠に味わう。それに比べて、現在の死刑制度の生ぬるいことよ。松本ですら、一瞬の苦痛の後に無になってしまったのだから。

 話がいつもどおり逸れているが、要するにそういった残虐な犯罪に偏向報道を流すテレビ局は加担してきたわけで、さらに現在も画面を通じて国民を印象操作しようと蠢いている。これは日本国に対する反逆行為ではないのか。