今朝の新聞から

《死刑囚への書籍一部抹消は違法》
 名古屋拘置所に収監されている死刑囚が、自分に差し入れられた『死刑と憲法』という書籍の死刑執行の具体的な記載部分を黒塗りされたことで「精神的苦痛」を受けたとして国に対して慰謝料を求め、裁判を起こしたんだそうな。本が手元に来て、黒塗りがあったとして、「ほう、なにかまずいことが書いてあったのだな」と思うだけじゃないのか。この死刑囚、2人の女性を殺害している。死刑が決まって、日日、被害者への懺悔の祈りを捧げているのではないのか。ひたすら被害者のご冥福を祈れば、そんな些末な話で、訴訟を起こそうなどとは普通は考えない。まったく反省していないね、この死刑囚は。
《ブログにあおられ懲戒請求
https://www.asahi.com/articles/ASL5X6609L5XUTIL04P.html
 まず発端は「朝鮮学校への補助金支出」に対して、国が自治体に対して再考を促した。そのことに全国21の弁護士会が批判の声を挙げた。あるブログが、朝鮮学校に味方する弁護士を懲らしめる方法として「懲戒請求」を提案し、それに1000人余りの人がのせられて「懲戒請求」を郵送した。ところがどっこい、敵はくさっても弁護士である。「懲戒請求」を受けたことで「精神的苦痛」を受けたとして、請求者を提訴する意向を表明した。ブログにあおられた1000人は素人であろう。よく解らないけれど、「懲戒請求」を出したまではよかったけれど、そのことで提訴されるとなったら話は別だ。あわてて「懲戒請求」を出した弁護士に和解金を払って許してもらったんだとさ。
 まぁなんにでも付和雷同すると痛い目にあうよ、という教訓であろう。高い授業料だったね。
 でもね、この朝日新聞の大々的な喧伝にも騙されてはいけない。この問題の根本である「朝鮮学校への補助金」、日本に核ミサイルを撃ち込もうとしている北朝鮮の独裁体制を崇め、日本を貶める教育をしている学校に「補助金」を出すことのいかがわしさを見失ってはいけない。
その意味で国の判断は正しいし、その国の判断にいちゃもんをつける弁護士会のいかがわしさも忘れずに記憶しておこう。
《陸上イージス本当に必要?》

 喉元過ぎれば、なんとやらで、もう日本人は北朝鮮を許してしまうのか。というか、反日新聞では、もう「イージス・アショアなど要らない」と言い出した。ネガティブキャンペーンの始まりだ。こんな記事で、コロッと北朝鮮を信用してしまって「朝鮮学校の子供たちもかわいそうだから補助金出してやってもいいんじゃない」なんて思うとしたら、日本人は、何度、熱湯を飲まされても、気がつかない阿呆だ。
 陸上配備型迎撃ミサイルシステム(イージス・アショア)は、最速で整備しても5年かかる。もう北朝鮮は原爆を持っており、北のミサイルが日本の上空を楽々と通過していることを忘れてはいけない。
 それにしても今日の朝日新聞琉球新報か?

 1面「祈り届け きょう沖縄慰霊の日」、もちろん「天声人語」も「沖縄戦」。
 2面の「ひと」は「沖縄に移り住んで平和学習の講師を続ける女性」。
 4面では「沖縄知事選」。
 7面には「沖縄核密約」。
「声」の欄は、「沖縄慰霊の日」。
「社説」は「沖縄慰霊の日」。
「朝日川柳」は☆が「沖縄にこころ注がず土砂そそぎ」。
「私の視点」は「沖縄の民間夜間中学」。
 社会面には「米軍射撃場近く銃弾?見つかる 沖縄 米側が使用中止」、「沖縄戦元球児の島守 平和への思い続け」。

 これ、み〜んなネガティブ情報なんですよ。
 いくら沖縄慰霊の日とは言え、これだけ偏った紙面だと、そりゃ気づかぬうちに「洗脳」されまっせ。おそろしい。