黄金の日々

 いやー、この週末は忙しかった。忙しかったが、心は亡くさない。心の栄養をたっぷりと仕込んだ2日間だった。
 昨日は早朝から上京し、午前中には早稲田界隈をうろうろしていた。午後はジャーナリストの日垣隆さんによるセミナーで、たっぷり4時間、○▲◇@◇☆についての日垣節を堪能する。いやー、とってもためになりましたぞ。いかにマスコミ報道にウソが多いか目から鱗が落ちました。○▲◇@◇☆について聴きたい方はワシャに直接尋ねてくだされ。
 今日は今日とて、早朝から起き出して、新宿界隈をうろうろしたのだった。
 宿泊は新大久保の安ホテル。だって夜は仲間と飲むだけ飲んで、あとは寝るだけなんだもの。気候が良くて蚊さえいなけりゃ新宿中央公園のベンチでもいいくらいだ。でも、この寒空にそんなわけにもいかないのでねぐらだけは確保した。連れ込みホテルが軒を連ねる一角のビジネスホテルで独り寝の寂しさよ(笑)。
 早朝、そんないかがわしい街にはおさらばして、とっとことっとこ繰り出した。北新宿百人町交差点を西に入り、どこをどう歩いたか覚えていないけど、いつの間にか十二社(じゅうにそう)通りを南に歩いている。進行方向にこんもりとした森が見えてくる。おおお、あれこそ泊まってもいいかなと思った新宿中央公園ではあ〜りませんか。
 その公園を突き抜けて、西新宿4丁目を当てもなくさまよう。昔、このあたりは東京の奥座敷と言われていたところらしいが、その面影はほぼ消滅している。昭和は遠くなりにけり。
 その後、新宿駅まで歩いて山手線で品川まで行く。新幹線に飛び乗って、三河に戻ったのだった。その足で、名古屋まで出かけて、友だちと芸術のひととき、これが良かった。歌麿の描く美人画は、他の追随を許しませんな。このあたりの話はまたまとめてさせていただきやしょう。
 金山駅前でのお食事会は当たりでした。和風の曲が静かに流れる落ち着いた店でありました。そこでお銚子を三、四本いただきました。いやー、ついついほろほろと酔ってしまいました。
 あー楽しかった。