親中派の罪

 ワシャは公式の場で「武漢ウイルス」と発言する。そうするとね、同僚や後輩たちから「右翼?」と疑問を持たれる。ところがワシャは右的な発想から「武漢ウイルス」「武漢肺炎」と言っているのではない()

 支那共産党が事実を隠蔽しようとする行為が目に余るので、小さな声であるが「今回のウイルス禍は武漢から始まりましたよね」と言い続けることで、責任の在り所を明確にしておきたいと考えるからである。

 なにしろ日本の西側に大きく横たわっているのは「異形の大国」だ。どうして丹羽宇一郎に代表される経済人は、そのことをリアルに認識できないのだろう?

 ニーウーのクズ本に『戦争の大問題』というものがある。ニーウーは言う。

「戦争がいかに不条理、不合理で、愚かしく、残酷で、悲惨で不毛なものか。だから中国やアジアの国々との友好に向かって、一歩前へと動き出してくれ」

 ニーウーの言うとおり、戦争は残酷で悲惨だ。しかし、戦うこともできず収容所に入られれて人間性を踏みにじられることは、戦いで命を落とすよりもさらに残酷で悲惨だ。

 普通の知識を持っている人ならば、「ナチスドイツ」のホロコーストを嫌悪するのが当たり前ではないか。「スターリンソ連」のジェノサイドは唾棄すべき悪夢であることも理解しているのではないか。「毛沢東共産党」の文化大革命という名の人民大殺戮、ポルポトの大虐殺などを擁護するまともな人間がいるとは思えぬ。

 しかし、習近平共産党が実行しているジェノサイドには目を瞑るのか、日本の経済人よ。丹羽宇一郎よ。

 

 ここへきて国会議員の中に動きがあった。

《自民のウイグル議連、立民や維新含め超党派に 人権改善要求決議へ弾み》

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb4f942a6b8e46fd3fcb14900b6539bbf2f9b419

 もう10日も前だから旧聞に属するのかもしれないが、習近平共産党のジェノサイドは、旧くしてはいけない。今、この時間にウイグルの収容所ではウイグル人の女性が強姦され、子供が殺され、民族そのものを地上から消そ

うとしているのである。

「そんな大袈裟な・・・私は大使の時にチベットウイグルも見てきていますが、平和なものでしたよ」

 と、阿呆は言うかもしれない。目が曇っている、いや腐っている。共産主義者が真実を見せるわけなかろう。北朝鮮の遣り口をそんなこと一目瞭然だよね。

 経済界に危機感がないので、日本全体が薄あま~い認識しかできないのだ。ニーウーの言うように「銭」は大切だ。しかし、ワシャは日本人の命、ウイグル人の命のほうが大切だと思っている。

 北京冬季オリンピックは、習近平共産党が現状の認識のままならば、絶対に開催させてはいけない。習近平が開催したとしても、自由主義陣営諸国は、ボイコットをするべきである。

 ワシャは後世の人類に恥ずかしい。古代・中世ではないのだよ。権力を持つものが、軍事力を有する民族が、そうでない相手に対して、何をしてもいいことなんかあるわけがない。

 しかし、習近平をトップとする共産党一党独裁の下、言語も文化も違う民族を己らの陳腐な理屈に隷属させようとしている。隷属どころが民族を根絶やしにしつつある。

「なにを証拠に叫んでいるのだ」

 と、ニーウーは言うか?

 いいか、ニーウー(笑)、すいません、ニーウーを連呼している自分に笑ってしまいました。

 いいか、ニーウー。ナチスドイツのユダヤ人の虐殺について、国際社会が見て見ぬふりをした歴史はついこの間のことなんだよ。

 昨日の「虎ノ門ニュース」に日本ウイグル協会のアフメット・レテプさんが出演された。友人の東京大学に留学していたウイグル人女性の家族が行方不明になり、心配して帰国した女性は1年に死亡したという。若くて健康な女性が突然死ぬか!レテプさんは涙をぽろぽろとこぼしながら、この事実を話された。話しているレテプさんの身内も同様に支那共産党の毒牙の中にいるというのに、民族を救うために勇気を振り絞って告発している。

 それに比べ、日本の親中経済人は「銭」のためだけに血道を上げている。ここは、渋沢栄一に連なる経済人として気概を見せてみろ。

ウイグルなどの人権弾圧が収まらない限り北京オリンピックには賛同しない」くらいのことを言ってみろよ。ニーウー(笑)。