支那手詰まり

 中国共産党がならず者の集団で、やることなすことが反社であることが白日の下に晒されている。もうなにを言おうとも、世界各国は信用しない。まぁ札束で懐柔されているテドロスみたいな高官のいる国々が中国共産党の支持を表明しているくらい。とはいえ、その国民たちは自由と民主主義がいいに決まっている。支那の人民ですら、中国共産党政権を嗤っているのだから終わっている。

《米制裁「恥知らずで卑劣」 香港政府が非難声明》

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ad105518696026f31577c91a258d96c521646b

 だから習近平に直結しているような香港の自由と民主主義を捨て去った権力者たちが何を言っても臭い臭い。

 

 この週末、例年なら地元の大きな祭が開催される予定だった。街の通りに七夕飾りがたなびいて、それは楽しい夏祭。ワシャは生まれたところが、その祭の真ん中の通りだったので、体に夏祭りが染みついているのじゃった。

 それがクソ武漢ウイルスのせいで、初めて中止になった。でも、習性で足が向いてしまうんですね。100万の来訪者でごった返す通りには、ワシャの他に数人の学生が歩いているだけだった。

 そしていつもの本屋さんに寄って、今日発売の「文藝春秋」を購入したのである。あ、そうか、今月号は「芥川賞」の発表号だった。「芥川賞」はまた暇な時に読むことにしよう。それよりも時事ネタ、支那ネタのほうがおもしろそうだ。

河野太郎防衛大臣「中国の暴挙を放置するな」》

《潜伏する民主派の肉声 香港は習近平に屈しない》

尖閣を死守せよ―自衛隊極秘作戦の全貌》

 こっちから読もうっと。

 

 それからもう1冊、日本語を母語としない作家としてはじめて「芥川賞」を受賞した楊逸(ヤン・イー)さんの本を手に取った。『わが敵「習近平」』(飛鳥新社)である。

楊逸さん、文化大革命を経験されている。楊逸さんのお父上は学校の教師だった。要はインテリゲンチャで、まともな人だった。大かたまともな支那人は、文化大革命というキチガイ沙汰で、下放され途端の苦しみを味わう。

 これが共産主義キチガイじみたところなんだけど、だからロシヤで2000万人が、支那で6500万人が、ヴェトナム・朝鮮・カンボジアで500万人が殺された。これは戦争で死んだのではない。共産主義者が犯罪行為として殺害した人民の数なのである。大雑把に言えば、榛名山などで連合赤軍が15人を総括と称しリンチで仲間をを殺害したものと同じことが、毛沢東の手によってなされた、それが6500万人だったということ。楊逸さん、本当に生きのびてよかったですね。

 

 中国共産党は一時期まともになりかけたこともあった。しかし毛沢東を信奉する習近平が台頭し、共産党をまったくあの時代に揺り戻してしまった。まだ真実の蓋が開いていないから、現実が見えてこないけれど、チベットウイグル内モンゴル法輪功などでどれほどの罪もない人たちが大殺戮されていることだろう。おそらくナチスドイツなど足元にも及ばないことだけは予測が立つ。

 楊逸さんは警告する。ご自身が香港の大弾圧以降、武漢ウイルス禍を全世界に広めてしまった中共に対して「黙していることは、共産党の犯罪に加担することになる」と決心をして、声を上げられた。

 

 親中派よ。親中はもう犯罪加担なのだよ。経済人よ。とくに親中の丹羽宇一郎よ。あなたはその著書の『北京烈日』(文藝春秋)で《これまで積み上げてきた交流をゼロにすることは有り得ない選択肢》《日中友好には、隣国であり続けるという厳然たる事実を踏まえ、経済分野を軸に協調すること》と呑気なことを言っている。駐中国大使の時に、なにを見てきたのかニャ?

《中国は一億一千万人を超す五十五少数民族の人々がおり、生活様式も様々です。チベットウイグル自治区にも足を運びましたが、中央政府からの経済援助もあり、日本と変わらないようなビルが立ち並び、北京と同じように車が走っているのは意外でした。》

 お~い、宇っちゃん、アフリカの後進国の首都だって、世界最貧国の北朝鮮にだってビルは立ち並び、車は走っている。支那は世界第2位の経済大国なんだよ。自治区という名ばかりの植民地とはいえ、その経済圏に組み込まれている地域の首都である。平壌ぐらいに都市化していてもなんの不思議もない。あんたは本当に大使として不適任だったね。木を見て森を見ず。支那政府のエージェントが見せる表面の飾りばかりに気を盗られて、ウイグルチベットの本質を見ることができなかった。そういうのを阿呆と言う。

 

 支那は今、その正体を国際社会に露わにしてしまった。このために確固たる意志を持った国々が反中を掲げ始めている。頭のいい中共首脳部は手詰まり感を感じているだろう。頭の悪い奴はなにも感じていないけどね(笑)。

 こういった状況で根性のないのが我が国である。丹羽宇一郎に代表される経済的親中派二階俊博に代表される政治的親中派、こいつらが足を引っ張るのである。

 簡単に考えよう。今、西側諸国が支那及び支那友好国と断行したとしよう。どうなるか。現在地球の人口は76億人といわれている。そこから支那支那系の国家群を差し引いたとして60億人は西側に残るだろう。もっと少なく見積もって50億でもいい。1987年に50億を突破しているから、そのころの経済感で考えればいい。自由主義国家群50億人で世界経済を回していけばいいだけのことである。丹羽さんが伊藤忠商事でバリバリに頑張っていた頃ですがな。それでも経済は回っていたでしょ。

 

 経済封鎖でチベットウイグル内モンゴル、香港などの人々を救え。アジアの自由諸国の盟主である日本国が躊躇している場合か。さっさと支那と断行せよ!