令和2年の七味五悦三会

 今年も一年間おつきあいいただきありがとうございました。令和3年が皆さまにとって佳き年になりますようお祈りしております。

 

  さて、今年の「七味五悦三会」であります。まず「七味」。

 

 これがなかなか厳しい。今年は武漢のクソウイルスのせいで、行動制限がかけられて、今だって外出自粛をしているようことが続いている。だから、どこかへ美味しいものを食べにゆくというのがはなはだ難しい状況になってしまった。

 それでもなんとか探すとしますか。

 直近でいくと、金山駅北の居酒屋「空」で食った白子ポン酢が美味かった。ワンパターンなんだけど、飛切燗(とびきりかん)をもらってこの熱々の酒とともにどっぷりとポン酢に浸かった白子をつるりといただく。ほう「空」のポン酢はやや甘みが勝っている。それがいい。

 白子でいくなら、地元の駅南にある居酒屋OHの白子の天ぷらが絶品だった。まぁワシャが白子が好きなんですね。これを甘みを抑えた天つゆで食す。これは白子の天ぷらが熱々なんで、蓬莱泉の「空」を冷やでいく。これまたウンメー!

 例年なら挙げないと思うが、しいて挙げるとすると、熱海銀座のおさかな食堂で食べた海鮮てっぺん丼かなぁ。新鮮な魚介が丼にてんこ盛りで、ある意味で下品な設えなんだが、味はよかった。値段も2400円となかなかよかったんだけどね(笑)。

 チェーン店なんだけど、焼肉の「がんこ炎」のコリコリ焼きもなかなかだった。初めて食したのだが、これは口に合いましたぞ。最初はミノとかホルモンを頼んでいたんだけど、コリコリ焼きにあたってからは、もう最後までコリコリやっておりました。

 

 名駅の東、国際センタービルを北に上がったところにある「うなぎ家 しば福や」のウナギもよかった。白焼きが絶品だった。ホクホクの白焼きを山葵で食してごらんなさいな。顎が落ちまっせ。

 ウナギのたたきポン酢も美味でした。この店では2品いかせてもらいます。

 

 白焼きで言うなら、JR安城駅南の鰻屋の白焼きも美味かったなぁ。

 なんにせよ、ポン酢系とか、ウナギの白焼きが好きなんですね。

 

 ということで七味はなんとか、苦しいなりにもクリアでござんす。次は五悦ですな。しかし、これも外出自粛で東京にも大阪にも出かけられなかったので、ちょいと難しいかなぁ。

 でもね、なんやかや言いながら行っているんですね。

 やっぱり、12月14日の志の輔独演会、これはたまらない。なにしろ現代の落語会の頂点だと思っている。詳しくは15日の拙の日記をご覧あれ。

 次は12月24日の「大なごやらくご祭」の喬太郎、昇太、彦いち、白鳥の四題噺でゲス。このラインナップでのテーマ統一新作落語は贅沢の極みであろう。これも詳しくは25日の日記に書いた。

 11月の林家たい平の落語会もよかった。たい平が上手であることはもちろんであるが、これほどしっかりと聴きこんだことはなかった。なにしろ無類の芸達者である。その上にサービス精神が旺盛で、客を楽しませることを至上命題としている。見事な芸人魂と言っていい。

 

 津島天王川公園で実施した「わっかプロジェクト。」も外せない。3年ほど関わってきたのだが、ついに天王川公園をビンテージバイクで走行することが出きた。クソ武漢ウイルス禍の中でも、3500人ものギャラリーが集ってくれて盛大なイベントとなった。

 

 最後の悦は、12月の大きな会議のワシャの発表にしておこう。10月半ばから練り込んできて、12月の初旬に大会議室で1時間ほどの演説をぶったのだが、これが気持ち良かった。やった本人は「まぁまぁの出来かなぁ」くらいに思っていたのだが、長年にわたって仕事をしてきた仲間たちの何人かから「ワシャさん、良かったですよ」という高評価を受けた。これはありがたかった。過去に何度も発表をしているのだが、1度もそんな多くの仲間から評価されてことはなかったので、これは嬉しかった。

 

 よし、これで「五悦」完了。そして例年もっとも手強い「三会」だ(泣)。

 まずは「リミット」という可愛らしい女性。この女性との出会いについては、あまり詳細に述べられない(笑)。まぁとにかく会えてよかった。

 

 クソ武漢肺炎のせいもあって、人との出会いは少なかった。まぁ今までの仲間たちに支えられて過ごした1年だったということだろう。お支えいただきました皆さんにはこころより感謝申し上げます。

 昨年は大きな転機を迎えた年だった。その転機を受けて、今年も全力疾走してきた1年だった。しかし、それでも充実した年である。きっと後日に書き残すことはやまほどあった1年と言える。

 

 今年は「七味五悦一会」に終わりましたが、まぁ、いい年だったと言うことにしておきましょう。

 

 それでは皆様もよいお年をお迎えください。来年もまたよろしくお願い申し上げます。