令和4年の七味五悦三会

 今年も一年間おつきあいいただきありがとうございました。令和5年が皆さまにとって実り多き年になりますようお祈りしております。

 

 今年の「七味五悦三会」です。まず「七味」。これも昨年同様で、武漢の第5派、第6派なんてことで、飲食というものが制限されてしまった。以前のようなわけにはいかないですね。

 でもね、「ハリッサ」にははまりました。北アフリカチュニジアの辛い調味料で、ワシャは「KALDI」のを気にいって使ってます。

https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996911675

 これね。岡崎や豊田に「KALDI」があるので、そこに行って3つ4つまとめて買ってきます。だから今も使っているものを含めて3つ在庫があんですよ。これが美味い。辛みが強いんだけど、コクと深みがあって、食材ならなんにでも合うんじゃないでしょうか。朝鮮海苔巻のキンパはコチジャンだと思いますが、「ハリッサ」で食しても美味しい。通常の助六に「ハリッサ」でも楽しめます。これこそ、多文化共生ですな(笑)。

 次に「牡蠣と白みその旨ディップ」

https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4570018722585

 これも「KALDI」なんです。以下に食べに歩いていないかの証拠ですね。でも、これが美味いんです。ワシャはカキフライにこのディップとタルタルを合わせたものをたっぷりとつけていただいています。牡蠣に牡蠣なんですがこれがくどくない。美味さが増すんです。

 3つ目は「納豆巻き」。

https://www.seijoishii.com/d/72694

 これを金山駅北の成城石井で見つけて買いました。180gで1700円です。「え、これっぱかりでこの値段?」と疑問を抱きましたが、食ってみたらば大納得。香ばしくって納豆が納豆で風味抜群、食感も納豆で、納豆好きにはたまりまへん。

 4つ目。陸前高田に行ったとき、駅の北の居酒屋で食べた生牡蠣が美味かった~。広田湾産の牡蠣はそれでなくとも美味しいのに、上がったそのままをいただくんでヤンス。これに「牡蠣と白みその旨ディップ」をつけても美味しそうですね。

 5つ目。大船渡の銘菓「かもめの玉子」。

https://www.saitoseika.co.jp/

 ワシャは基本的に甘いもの、和菓子系は食べないし洋菓子系も食べない。例外的に食べられるのはチョコレートと六花亭のバターサンドくらいかなぁ。だけど「かもめの玉子」は久々にヒットだった。食感がいいというのと、ほんのりした甘さが上品だ。お茶うけに抜群だった。

 6つ目は、「松葉」の京都駅店で食べたぶっかけのとろろ蕎麦。本来「松葉」ならにしん蕎麦といきたいところだが、ワシャは蕎麦と魚介との合わせが苦手で、当たり障りのないとろろにしました。しかし、久しぶりに名店の蕎麦にありつけ至福のすすりを堪能したんですね。

 7つめはサントリーの「STRONGZERO」シリーズ。

https://www.suntory.co.jp/rtd/196/strongzero/

 ワシャは基本的に外ではビールと熱燗しか呑まない。家ではビール、白波湯割りだったのが、この夏から「STRONGZERO」にはまった。アルコール分が9%というのもいいですね(笑)。このシリーズの「シークワーサー」がベースなんだけど、そこに「ダブルレモン」や「ダブル完熟梅」をはさんで楽しんでいる。

 五悦は簡単だ。

 1番は、「十三代目七川團十郎白猿襲名披露」。歌舞伎座で昼の部、夜の部を堪能した。こればっかりはたまたま時代が合わないとめったに出くわすイベントではないので、日本の伝統文化を愛するものとしては最高の出来事だった。

 2番は、呉智英さんの久しぶりの講義。これは武漢ウイルス禍で、自粛されていたものが久々に復活したものである。いやぁ久しぶりに呉さんのお話が聴けてうれしかった。まだまだお元気なことも確認ができホッとした。

 3番は、新日本プロレスの「オカダカズチカ凱旋試合」がおもしろかった。新日本プロレス錚々たるメンバーが西三河の片田舎の体育館に勢揃いをして詰めかけた2200人の観客が熱戦に拍手喝采した。

 4番は、京都南座坂東玉三郎の「四谷怪談」。四谷怪談は長い物語なのだが、割愛されて四ツ谷町の場のみだったが、玉三郎のお岩はなかなか見られるものではないので、京都まで足を運んだわけだ。これはよかった。

 5番は、1週間前の「大名古屋らくご祭」。喬太郎、昇太、白鳥、彦いちの創作落語のメンバーSWAの回。古典落語の事後談というか変化球が実に面白く、大いに参考になった。

 問題は3会である。なかなか人に会えないんでね。東京でライターズセミナーに通っていた頃には、次から次へと新たな出会いがあって、極めて刺激的な人的財産を得ることができた。まさに今はその遺産で活力をいただいているようなもので、しかし、ここ数年はなかなか人に出遭えていないというのが現実だ。「悪会」はけっこうあるんですよ。年末までへんな言い掛かりをつけてくる地元のジイサンとかね(笑)。そんなものは踏みにじっていますが、いい出会いはなかなか思い当たらない。

 女子プロレスラー中野たむさんに会ったくらいかなぁ。そうだ、有本香さんにも小さな講演会でお会いした。質問もさせていただき、そういった意味では会話をしていることになるか。

 

 今年は「七味五悦二会」ということで、会に関してだけは残念な結果に終わってしまいました。

 今、年末から年始、二月にかけてワシャの好きでない不本意な仕事をさせられる。いやな仕事ってどう考えても奴隷労働ですよね(笑)。

「おれはギリシャスキタイ人か!」

と日々怒りながら頑張っています。

 仕事納めまで凸凹商事に出勤し、29、30とまるまる潰され、今日もこれから地元の仕事で出かけて、帰るのが元旦の午前2時過ぎでしょうか。一日の午前9時から夕方まで拘束され、それからようやく年始を迎えるという段取りです。

 

 皆さまにおかれましては、スキタイ人のような年末年始にならないようお祈りしております。それではよいお年をお迎えください。来年もまたよろしくお付き合いをお願い申し上げます。