朝のひととき

 午前4時30分起床、昨日、仕事帰りに購入した勝谷誠彦『ニュースバカ一代』(扶桑社1,470円)を読んで大笑いをする。
 その後、新聞を取りに庭へ出る。
 おっと、南の空に下弦の月が掛かっているではないか。一句でましたぞ。
「春の月 梅は咲いたが 桜はまだかいな」
 季語ばっかり思いきり字余り。
 てなことを考えていたらくしゃみがでた。いけない、花粉が飛んでいる。あわてて家の中に戻った。新聞にざっと目を通すが面白そうなネタは引っ掛からず。「天声人語」もどうということはない。
 そうそう今日はワシャの会社では人事異動の発表がある。有能な(笑)ワシャは果たして昇格するんでしょうか(って実はすでに知っているんだけどね、ムフフフフ)。
 夜はその人事異動をネタに仲間と一杯飲むことになっている。あの人事がどうの、この異動がこうの、と他愛もないことをくっちゃべりながら酒を酌むのは組織に組み込まれたサラリーマンのささやかな楽しみでしてね。
 それに思い通りに異動できた人、不本意だった人、出世した人、飛ばされた人などが一同に会しているものだから、悲喜こもごもの人間ドラマが展開するんですぞ。人間観察の場としてはかなり面白い。
 ありゃま、もう6時30分になってしまった。出勤前の朝風呂の時間だ。これも昨日買ってきた本だが、児玉光雄『イチロー思考』(東邦出版1,365円)を湯ぶねにつかりながら読むことにしようっと。

 それにしても早起きはいろんなことができるのじゃ。めでたしめでたし。