名古屋港へゆく その2

(上から続く)
 さて、ワシャはというと、名豊バイパスを疾駆し、名古屋港へ向かっている。日曜日だというのに道は比較的すいていた。だから自宅を出てから40分ほどでガーデン埠頭の大観覧車が見えてきましたぞ。その向こうにワシャの目的地「カインズモール名古屋みなと」がある。そうなんです。どでかいブックオフが名古屋港にこの11月オープンしたんですね。総敷地面積56,546平方メートルというから東京ドーム(46,755平方メートル)よりでかい。その一角に「BOOKOFF SUPER BAZAAR」があるのじゃ。イヒヒヒヒ。
 カインズホームの2階はすべてブックオフだった。本棚の先は遠くに霞んでいる。
「こ…これは……」
 ブックオフのヘビーユーザーであるさすがのワシャも立ちすくんでしまった。
「これは、買い物カゴ1個では間に合わない」
 ワシャは買い物カゴ2個を両手に持つと本棚に突撃したのだった。この日に購入した本の冊数は、本日記を家族も読んでいる可能性があるので言えない。ただ車の後部座席が見えなくなったとだけ言っておこう。フッフッフッ……
 ブックオフには午前10時30分から午後1時までいた。おっと、今日は「たかじんのそこまで言って委員会」がある日じゃった。大あわてで名古屋港から自宅に向かう。午後1時37分、帰宅、買ってきた本をクリーニングしながらひととおり目を通す。ついでに勝谷誠彦さんの暴言に大笑いもする。
 今日の「たかじん」のゲストはゆとり教育を推進した元文部官僚の寺脇研氏だった。しかし、やっぱりこの人、官僚体質が身に染みついている。絶対に「ゆとり教育」の非を認めようとしない。だからパネリストたちからボロクソに言われていたが、カエルの面に小便だった。さすが元官僚。
たかじん」の後も、途中で駅前の本屋に行った以外は、ずっと読書三昧だった。めでたしめでたし。