季節はずれですが河豚

 昨夜も宴会。場所は東岡崎駅の北で殿橋を渡った東側「まきの」というふぐ料理屋である。この店は知る人ぞ知る隠れた名店で、美味しいふぐをリーズナブルな値段で提供してくれる。昨夜はふぐのぶつ切りを七輪で炙って、それをポン酢でいただいたのだが、香ばしいふぐ肉がとても美味しかった。
 とはいえ、もっぱら酒ばっかりかっくらっていたので2切れ3切れを口にした記憶しかない。残りは体格のいい後輩が早々とどんぶり飯を注文して黙々と食べつづけ、気がつけば油揚げが残っているばかり。仕方がないのでその油揚げをさっと炙ってポン酢で食したのだが、これが「美味い!」これを肴に残りのお酒を飲んでいたら飲み過ぎてしまった。
 テーブルの上で七輪が熾っている。耳を澄ませば炭火のチンチンというかすかな音が聞こえる。風情があるなぁ・・・七輪はこういうことに使おう。間違っても車の中で使用してはいけないのだ。
  「河豚食うや 長き命に 長き夜」ワシャ