ちょいと前に学校の先輩から打診があった。
「地元の商店街の集まりがあるから、ワルシャワ、そこに来て一席ぶってくれ」
と言われましてもねぇ。ワシャは落語家じゃないんだし、突然言われても……。
「いいんだいいんだ、適当に喋ってくれりゃぁいいんだ」
さいですか?そんならお邪魔いたしますけれども、受けなくったって責任取りませんよ。
てなわけで、昨夜、駅前商店街にある集会場に出かけた。居並ぶ商店主たちの前で一席披露する。お題は「文七元結」……なわけないでしょ!お題は「環境」でくっちゃべりましたがな。
「環境」で始めたんですが、途中から「自転車」の話になって、最終的には「新美南吉」の話にシフトして、脱線に次ぐ脱線で、もう会場は大笑い。
先輩も、「おまえ、なにしに来たの?」と涙を流しながら笑っていました。めでたしめでたし。
(下にもあります)