瓦礫の山

 シティボーイズ大竹まことさんが、昨今のバラエティーに苦言を呈している。

大竹まこと TBS『THE夜会』に苦言「不安を持ちながら見た」「ここがたどり着いた場所か?」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/74f027a82eb2ef0004ff65cf06d3156a5f535424

  要は、有名人が納豆をどうやって食べるかをタレント達が2班に分かれてベットしたりする番組について「これが長~い間バラエティーやってきて、ここがたどり着いた場所か?」と嘆いていたという。

 大竹さんの言われるとおり、今、ゴールデンタイムにテレビを点けると、タレント・芸人たちがただ単にワイワイガヤガヤ騒いでいるだけという「ひねりのない」「手間をかけない」「安っぽい」番組ばかりになってきた。

 ゴールデンタイムにこんなものを見るほどワシャの人生は暇ではないので、偏りや切り取りは多いがNHKの「ニュース7」を情報の部分だけ聞いている。暑い寒いのニュース、天気予報などは天気図を見れば解るので、まったく見ることはない。その間はネットの情報を確認している。

 午後7時半からはBSで偏向著しいTBSの「報道1930」か、フジの「ニュースTODAY」、「プライムニュース」を視聴する。これも同じで傾聴に値するコメンテーターの話、例えば弁護士の高井康行氏、軍事ジャーナリストの小原凡司氏などリテラシーの高い識者の話はしっかりと拝聴しますよ。でもね、詭弁ばかりの自民党政治屋の話は聞く価値がなく、イデオロギーに染まった立憲・共産党員の話は、新聞「赤旗」でも読めば充分に知ることができるので時間の無駄。だから、その間はネットで情報収集をしている。

「テレビに至っては、紙芝居同様、否、紙芝居以下の白痴番組が毎日ずらりと列んでいる。ラジオ、テレビという最も進歩したマスコミ機関によって、『一億白痴化運動』が展開されていると言って好い」

 昭和32年に社会評論家の大宅壮一が雑誌に書いた論評である。67年前に、大宅壮一は見事に予言していた。令和に入って「一億総白痴化」は見事に完遂されたと言っていい。

 昭和32年には小学生だった大竹さんは、まさに「総白痴化」の豪雨の真っただ中で育ち、長じてはそのテレビ業界に入って半世紀を生きてきた。

 その人が「ここがたどり着いた場所か?」と言ったことには、非情な現実があると思う。

 テレビ報道や新聞に書いてあることを「そうか!そうだったのか」と信じてしまう人は、そもそもメディアリテラシーがないわけですから、一度、テレビを消してみましょう。ネットは玉石混交ですが、テレビや新聞は瓦礫糞尿混交ですから。