今朝の朝日新聞社会面。
《同性婚のため日本離れた》
https://www.asahi.com/articles/DA3S15557981.html
冒頭の部分を引いておく。
《性的少数者や同性婚について「見るのも嫌だ」などの差別発言をした前首相秘書官は、「同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」という趣旨のことも言い放っていた。同性婚をするため日本を離れた男性は「むしろ逆」と訴える。》
そして男性同士が抱擁をする写真が添えられていた。
正直、ワシャはこれに「ギョ！」とした。ワシャはホモでもレズでも本人たちがいいのならそれでいいと思っている。そもそも戦国時代にだって織田信長、森蘭丸などの衆道は公然とあったし、江戸時代には男芸者が腰をシナシナさせながら出会い茶屋に通う浮世絵もある。
日本にはキリスト教国などとは違って、性についてはおおらかな国柄で、社会がそういったマイノリティーを許容していた。
ワシャも個人個人の性的志向（他者に迷惑をかけない犯罪ではないもの）についてはどうでもいいと思っている。
ただ、言っておきたいのは普通の感性をもった人々のほうが多いということである。その人たちが普通に思い、感じることも尊重してほしいと思っている。
この朝日新聞の記事の論調では、普通に男女で結婚することが、「特権である」と言って憚らない。「特権」ではなくて「普通」なのよ。
ワシャはね、大多数の人と同じで、異性が好きである。ワシャは男なので、それもくどいくらいに漢（おとこ）なので、女性が大好きなのじゃ～！だから小学校の頃から現在に至るまで異性に多大なる好意を注いできた。
だから、普通ゆえに同じ性を有する者同士が情を交わすこと、それを強調して伝えることにいい感情を抱かない。普通の人ってそうじゃないのかなぁ。そして朝日新聞の写真を見て普通の人が「違和感」を抱くことを「差別だ！」と糾弾する心理が解らない。
《22年11月現在、33の国と地域で同性婚が認められている。》
と朝日新聞は言う。しかし、現在、地球には200に及ぶ国と地域があり、その内の160では同性婚は認められていない。日本はその160分の１でしかないことは付記しておく。
