懸命な国民は常に危機感を持っている

 2月24日の日記

https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2022/02/24/211919

の文末に《第三次世界大戦は、もう始まっている。》と書いた。

 3月27日の日記

https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2022/03/27/084405

には《ハイブリッドな世界大戦はもう始まっている。それを第一次ハイブリッド世界大戦と呼ぶか、第三次世界大戦と呼ぶかは、後世の歴史家に委ねたい。》と書いている。

 ワシャはもともと支那、ロシヤに対して警戒をしている日本人の一人で、この日記の中でもウイグルチベット南モンゴル、香港については、執拗に支那を糾弾してきた。

 2008年8月10日

https://warusyawa.hateblo.jp/entry/20080810/1218321468

では、《「ロシア・グルジア戦争」の勃発だ。8日、南オセチア自治州の帰属を巡ってロシア、グルジアの両国が全面戦争に入った。》ことを日記に挙げて警告している。この時期はまだ呉先生の影響を受けていないので、「ロシヤ」を「ロシア」と記しているところが初々しいでゲス(笑)。

 そんなことはどうでもいい。要は、ロシヤは「侵略戦争」の常習国だということで、その後、欧米自由主義陣営はなんの手を打つこともなく、今回のウクライナへのプー侵略を許してしまったわけだ。

 冷戦終了後の「新冷戦」ではない。「ホットウォー」が何度も何度も起きて、無辜の人々が地獄の中に突き落とされている。その現実を知らなければ、ずっと「お花畑」が続きますぞ。

 昨日、1冊の本を買ってきた。1冊ではなかった、6冊の本を買った中の1冊である。

 渡部悦和『日本はすでに戦時下にある』(ワニ・プラス)

 元陸上自衛隊東部方面総監だった著者が2月22日に上梓された本で、まさに今の状況にぴったりの題名であったので速攻で購入した。昨日かったばかりなので、まだ読んでいないが、表紙に《すべての領域が戦場になる「全領域戦」のリアル》、帯に《「目に見えない戦い」は今この時も進行している!》とある。

 たまたま素人で無学なワシャが言ってきたこと、思ってきたことと同じようなことを言われておられるので、一度、拝読させていただこうと思ったわけです。

「核シェアリング」を否定する連中、「話し合いで戦争回避できる」と信心する阿呆たちにぜひ読んでもらいたい本だと思う(って、まだ読んでいないですけど)。

 日本を取り巻く状況では「戦争」は始まっている。極端なことを言えば「武漢ウイルス」だって支那生物兵器であり、これによりどれほどの日本の国力が損耗していることか。

 ウクライナ現実を見よ。そしてリアリストの言説に触れよ。数発のミサイルが大都市圏に落とされるだけで、日本人は逃げ場所を失う。地続きだからウクライナの人々は何百万人も友好国に逃げることができた。日本人は飛行機か船しかない。そして、ロシヤ、朝鮮、支那と敵対国しか隣接していない現状をどう考えるか。どこへ行っても強制労働(奴隷)か強姦か処刑しかあるまい。お金持ちの橋下徹氏あたりは航空機をチャーターして逃げられるけど、大多数の国民は日本列島から逃げられないので、無差別爆撃で焼死するのが関の山だろう。

 で・・・「核シェアリング」は議論することもできない国って、どうよ?

 さて、早速、『日本はすでに戦時下にある』を読むとするか。