「遅々として」を「嬉々として」と言い間違えるバカを国政に送ってなにをさせたいのか?
選挙期間中、9人の候補者を観察してきたが、公開討論会をトンズラしたことに始まり、街頭演説でも中身のない話に終始していた。そして代議士との対話での言い間違い。はっきり言って9人の中でもっとも無能な候補者と言える。
今回の東京15区の投票率は40.70%であった。ざっと10人に6人が選挙権を行使しなかったことになる。その結果が「キッキィ酒井」が49,476票で当選とあいなった。立憲共産、社民などドサヨクを江東区民は選択したことになる。
ざっと25万人ほどが投票行動を起こさなかった。江東区民の、日本国民の政治意識というものはその程度のものなのか。ワシャは応援していた候補が落選したことよりも、その点にショックを受けている。25万人とは言わない。10万人の有権者が動いてくれれば、少なくとも「ドサヨク」、「キッキィ」は落選させることができたろう。
ちょっと分析してみたい。
キッキィは完全なる組織票で当選している。ドサヨク3党が電話攻勢などを仕掛けた結果である。つまりこれが限界点と言っていい。
で、投票に行かなかった10万人を得票割合で各候補者に振り割って得票数を計算し直してみよう。そうするとね。
須藤元気 54,134
金澤結衣 51,930
飯山 陽 44,272
乙武洋匡 35,862
と、なる。
少なくとも須藤氏、金澤氏はキッキィの票を抜く。飯山氏でも票の動きによっては当選圏内だった。つまり投票に行かなかった江東区民は、自分たちが立憲共産を嫌っていたとしても、自分たちの手で立憲共産を支えてしまったのである。
補選3連勝で、立憲民主党が調子づくことは明白で、これは一重に自民党の不甲斐なさによるものである。
しかし、選択肢のなかった島根、長崎ならいざ知らず、選択肢のあった東京15区で25万人もの有権者が、己の力を放棄した。そんな連中は、スターリンの奴隷にでもなるがいい。