ワシャはかつて環境部門で働いていた。だから社の「CO2」の削減が至上命題として与えられ、それこそその勉強のために日本全国を駆け回る状況だった。
しかし、この日記を読んでいただいていればワシャが「脱炭素」に懐疑的であることをご理解いただけるだろう。
それこそ環境本と称するものは手当たり次第に読み込んだし、環境専門家と称する連中の話も聴きまわった。
でもね、読めば読むほど、聴けば聴くほど「脱炭素」に疑問を持つようになった。
そもそも「脱炭素」というものが欧米のサヨク発であることは有名な話で、大物といえばアメリカ副大統領だったアル・ゴアであろう。最近ではグレタ嬢ちゃんがメジャーかな(笑)。
温暖化だとか、その逆の寒冷化などという地球規模の話は、そんなに単純な仕組みではない。人間が屁をこきました。だから温室効果ガスが増えて、地球が温暖化しています・・・なわけねーだろ。
だいたいね、大気中の二酸化炭素濃度などというものは、地球内部での炭素の循環、大気と海洋の間での炭素のやりとりなど、きわめて複雑な作用が絡まっているのだ。人間が石炭や石油を燃やしただけで、地球が暖まるわけがない。
もっと大きなことを言えば、太陽の燃え方一つで地球などあっという間に溶けてしまうんですよ。
ゴア爺さんやグレタ嬢ちゃんは、太陽を電熱器がなんかと一緒にしていて、常に一定の温度で燃焼していると思っていないかい?それなら便利でありがたいけれども、太陽は気まぐれで好きなように燃えているだけなのだ。地球の温暖化、寒冷化などこの影響が大きいに決まっているだろ~が。
とにかく、温暖化が太陽起源でも、CO2でもいいけれど、どちらも「絶対にこれだ」とは言い切れない程度の話で、だから「脱炭素」で大騒ぎをするのはよそうと言っている。
今朝の朝日新聞のトップ見出しが《ロシア軍、首都に迫る》である。今回のウクライナ侵攻は完全に侵略戦争で、非は一方的にプーチンにある。この現実にEUが反撃できない大きな理由が「脱炭素祭」で石油・石炭を排除して、よりCO2排出の少ないロシヤ産天然ガスに切り替えていったことにあるのは明白である。エネルギーの蛇口をロシヤに押さえられてしまったから、なにもできなくなってしまった(嘲笑)。
このロジックから言えば今回のウクライナの悲劇の一端をグレタ嬢ちゃんが担っていると言ってもいい。
極東の島国では、やはり「脱炭素祭」に盛り上がって、太陽光なるものに奔走し、支那産パネルを大量に買うことで、支那の軍備増強に協力をしている。その軍事力を使って支那は台湾を侵略するぞ。そして「脱炭素祭」に浮かれ、左翼や親中派に冒されてしまった島国は「ぐう」の音もでまい。
だって、この期に及んでまだこんなことを言っているバカがいるんですよ。バカでなければ真性の売国奴と言っていい。
《志位委員長「他国へ侵略できないようにするのが9条」…「外国攻めてきたらどうするの」と批判》
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc4232a3a40e78808140a94657fd8b4761aa3b3a
《ロシアによるウクライナ侵攻を受け、共産党の志位委員長は24日、「プーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです」とツイッターで訴えた。》
はぁ?このバカ、どこに立ってものを言っているのか??侵略をするのはロシヤか支那か・・・という話だろうが。なんで、日本が侵略するほうに立ったような物言いをしているのだろう。こいつの脳味噌、お花畑でなければ、完全にあっち側の工作員と言っていい。これが日本共産党の本質である。
今朝の「天声人語」も相変わらずのひどさだ。内容のレベルがグレタ嬢ちゃん並だろうか。いや、もっと低レベルだね。
要は、米沢藩を立て直した上杉鷹山を引き合いに出して、こんな出鱈目をほざく。
《今年度の国債残高は1千兆円。税収の15倍を超える。鷹山が背負った借財は歳入の5倍だったから、苦しさは3倍というわけだ》
いいか、天性チンコ。江戸期の米沢藩の財政と、日本国の財政を同列で比較する意味がまったくないということを知っていて書いているとしたら、完全な世論誘導である。
このチンコ、まずは元財務官僚で内閣官房参与も務められた高橋洋一さんの著作『新・国債の真実』(あさ出版)をしっかりと読み込んでからコラムらしきものを書け。高橋さんは言う。
《世にはびこるのは国債のエセ知識》
《「財政破綻論」「国債暴落論」は、いもしないオバケを疑似体験してワーキャー騒ぐようなものである!》
《99%の日本人がわかっていない》
天性チンコ氏も「脱炭素」の流布には貢献してきたよね。それどころか「財政赤字」にしろ「脱炭素」にしろ「安保反対」にしろ「専守防衛」にしろ、99%の日本人を騙し続けてきた。
ロシヤや支那のような独裁全体主義国家は平気で隣国を攻撃する。それも力のないところを選んでだ。ウクライナは残念ながら「安全保障」をアメリカともEUとも結んでいなかった。せっかく保有していた核兵器もロシヤの口車にのせられて廃棄してしまった。その結果がこれである。
日本もある意味、ウクライナになりかけている。国内のいたるところに親中派が入り込んで、新聞社の中にもぞろぞろと居るだろうし、恐ろしいことに国会の中にも山ほど蔓延っている。
つい先日、「『敵基地攻撃能力』という過激な表現はいかがなものか?」という愚問を首相にぶつけた阿呆議員がいた。それが元防衛大臣だというからこの国も末期的症状を呈しているのだが(泣)。
ワシャは、ワシャの子孫たちが支那の奴隷にならないために尖がったことを日夜ほざいている。しかし、呑気な日本人がいかに多いことか。そして日本を売ろうとしている日本人のいかに多いことか。