夢の話

 昨日、午前中に津島に行き、午後は職場に顔を出す。夕方から刈谷の総合文化センター1階で読書。課題図書は黒川伊保子『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)である。しかし、ワシャはこの本を入手できなかった。「e-hon」で注文を試みたんですよ。今日の段階では注文が可能になっているが、1ヶ月前に確認した時には「現在注文できません」となっていた。だから、いつもの本屋さんに行って、そこでダイレクトに注文をしておいた。しかし、1ヶ月が経過するが、いまだに連絡がない。「e-hon」での注文ができるようになったから、もうそろそろだとは思うけれど、読書会には間に合わなかった。

 仕方がないので、読書会のパセリくんに本を借りて、総合文化センターの1階の椅子で1時間ばかりページを繰った。ほほう、なかなか興味深い本ではないか。

 人の本なので付箋も打てず、線も引かれないので、よこにタブレットを置いて、そこに気になったところのページ数とキーワードをメモっていく。ちょうど1時間で読み終わって、読書会の会場に移動し、そこで喧々諤々の議論を行う。

 駅前の居酒屋で反省会に突入しても、本の内容を引用しての雑談が続く。

 

 夜はしんしんと更けてゆき、帰宅したら11時だった。あ~楽しかった。

 

 そして本題である。

 明け方、夢うつつで妙にリアルな夢を見た。キンドルのような大きなリサイクルショップの入口の脇に、ワシャが車を停めて立っている。なぜか車のドアは運転席側も助手席側も外されて地面に転がっている。助手席には女友達が座っていた。店の中を観察していると、赤い大きなダブルベッドが見えた。だからこの夢には色がついていた。

 入口のガラスのドアは閉まっている。ワシャらは何を待っているのか、入り口の脇から動かない。そうしたらね、突然、アメ車のようなごつい車が走ってきて、入り口に衝突した。ガラスはバリバリに割れて、車は半分くらい店の中に突っ込んだ形で止まった。車から体格のいい男が4人飛び出してきて、店の中を荒らし始めた。強盗だった。

 ワシャは内心「やべぇな」と思ったが、取りあえずその強盗たちの動きを見ていた。間違いない。貴金属なんかを掻き集めているし。ワシャはドアのない車に乗り込んで、とにかくこの場から離れて、警察に通報しようと思った。

 そしたら強盗のひとりに見つかってしまった。野球のアンダーウエアを着たアフロヘアの色白、四角い顔の男が飛んできた。目はいかにも凶暴そうで、体格はワシャの倍はあろうかという男だ。覚醒した今もその男の顔はしっかりと覚えている。知人にもいないし、芸能人でもない、まったく見知らぬ若い男だった。この男が言った。

「おい、そこを動くんじゃねえぞ」

 ムカッときた。こんなオッサンにむかって「動くんじゃねえぞ」とは失礼な。せめて「動かないでください」とか言え。よし、ここは昔取った杵柄で、4人くらいの凶暴そうな体格のいい強盗など、ボコボコにしてやるわい……。

 といったところで、目が覚めた。夢でよかった(ホッ)。