哀れなり その2

(上から続く)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090425-00000026-mai-soci
 この事件で殺された少女も哀れだ。もっとも悪いのは母親と内縁関係にある小林康浩という男だ。ヤクザを気取っていたようだが、わずか9歳の少女に手をかけるとは最低の人間だ。「最低の人間」というのは剛くんではなくて、こういうクズにこそ冠すべきだよ、鳩山大臣。
 それにしても、記者に追われる母親の言動やファッションが、秋田連続児童殺害事件の畠山鈴香にそっくりなのだ。薄汚く茶色に染めた髪をだらしなく伸ばし、ジャージーを普段着にしている。ワシャのもっとも嫌いなタイプだ。少女は天に召されたが、こんなクズ親に長く付き合わずに済んだことを良しとすべきか。
 子どもへの虐待が後を断たない。いっそのこと、虐待死させた場合は「死刑」ということにすればいい。命は命で償うという原点に戻せばいいのさ。そうすれば、どのみち小さな子どもを苛めるような連中は卑怯者だから、自分の命がかかっていると思えば、必ず虐待を止めるって。少女の通っていた学校の校長も、なんだか派っきりものを言わないふにゃふにゃした野郎だった。周辺にいる大人も信用できない。子どもを守るために虐待死は死刑というシステムを導入し、全国の悲しい思いをしている子どもたちを救おうではないか。

 午後5時、外に出ると雨は本降りになっている。知らぬ間に降り出したらしい。