望みを叶えてはいけない(土浦8人殺傷事件)

(上も読んでね)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000573-san-soci
 2008年3月23日、金川真大(かながわまさひろ)という危痴害がJR常磐線荒川沖駅で8人を刺して、1人が死亡、2人が重体、その他に5人が負傷という大惨事を引き起こした。この男は4日前にも市内の男性を刺殺しており、言語道断な鬼畜と言っていい。
 これだけの事件を起こしているので当然のことながら死刑になる。ワシャは死刑廃止論者ではない。だから、他人の命を故意に奪った者は自らの命で償えばいいと思っている。でもね、こいつばかりは死刑にしたくないのだ。判決は死刑でもいいが、とにかく死刑囚として寿命の続く限り長生きをしてもらいたい。できれば、120歳まで生きてくれ。
 平成13年に大阪の池田小学校に乱入した宅間守もそうだったが、こいつらは元々死刑になるために他者の殺害に至っている。こいつらは死刑になりたいのだ。だとしたらこいつらの願望を叶えてはいけない。金川には重い荷を背負わせて何十年も生き長らえさせるのがいいだろう。被害者の遺族の方が「極刑」を求めておられるが、簡単に死刑にしてはいけない。金川がもっとも苦痛を受けるであろう刑に処さなければ、被害に遭われた方々の無念は晴れないと思う。
 残念ながら日本にはアメリカのように懲役250年といったような刑は存在しない。死刑か刑期が20年程度の無期懲役しかないのが現実だ。もちろんこんな危痴害を無期懲役にするわけにはいかないから、取り敢えず死刑判決にしておいて、歴代の法務大臣の引継ぎ事項ということで、「絶対、死刑執行起案書にサインしない」ことにすればいい。そうすれば、死刑囚金川真大は、その小さな頭でずっとおのれが犯した罪について延々と反芻することを強いられる。これこそがもっとも重い償いだと思うがどうだろう。