六町の師匠、逝く

《「新作落語のカリスマ」三遊亭円丈さん死去、76歳…「狛犬」研究家としても有名》 https://news.yahoo.co.jp/articles/a1bbc9e17e08ca30f521988c7a6a86af75a216e6

 円丈さんが76歳という若さでお亡くなりになられた。いやはや、ワシャの好きな落語家がつぎつぎと彼岸に逝く。円丈さんは新作落語の雄と言われ、円丈さんに刺激を受けた喬太郎、昇太、白鳥などが新作落語の面白さを継いでいる。

 ワシャがどれほどこの新作落語の円丈さんを気にしていたかは、「円丈」でこの日記を検索してもらえれば解りまっせ。まぁ古い駄文を読んでいただいても仕方がないんでヤンスが、一番古いのが2012年5月24日のこの日記でゲス。 https://warusyawa.hateblo.jp/entry/20120524/1337813629

落語協会分裂》と題して、円丈さんのご著書『御乱心』(主婦の友社)の話をしている。円丈さんの師匠の圓生と、小さんが大喧嘩をした協会分裂騒動である。ここに登場するのが、圓生、小さん、志ん朝、談志、円楽、そして圓生の近くにいた7番弟子の円丈であった。日記の最後は《その立役者たちは、みな鬼籍に入った。時の過ぎゆくのは早い。》と記したけれども、脇でその騒動を見ていた若手の円丈までが鬼籍に入ってしまうとは・・・師匠、ちいっとばかり早すぎませんか?