愛知県は左巻きの牙城

 夕べ、午後10時からBS日テレ「深層NEWS」で河村市長と大村知事が激突した。

《“表現の不自由展”再開で知事ら真っ向対立》

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191001-00000046-nnn-soci

 ワシャは、この対立を「愛国」と「嫌国」の戦いと見ている。いやいや、ちょっと甘いことを言ってしまった。「嫌国」ではなく「売国」と言うべきかもしれない。これは単純な話で、サヨクが大好きな日本国憲法に書いてあるじゃないか。

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基ずく。」

 その天皇の写真を燃やし、足で踏みつける行為は、日本国を燃やし、日本国民を足蹴にする行為で、これは「表現してはいけない」ことなのだ。そもそも表現ではなく「侮辱」なのである。そのことを許容してしまう勢力が「反日」以外のなにものであろう。

 もう一つは「売春婦像」の展示である。あれを使って、韓国の反日団体は世界中で反日プロパガンダを拡散している。それを日本で、公費を使って、知事のお墨付きまで与えて、堂々と開催するというのは、断固許すべきではない。

 この件については、元大阪府知事橋下徹さんがいい指摘をしている。

《(あいちトリエンナーレ)①公権力が口を出せない領域には公金を出してはいけない。憲法89条の趣旨を勉強すべき。芸術サイドが表現の自由だ!公権力は黙ってろ!と主張するなら、そこに公金を入れてはいけない。ただし芸術を保護・振興する制度は必要であり、それは寄付税制を基本とすべき。》

 ここだけは繰り返しておく。

「公権力が口を出せない領域には公金を出してはいけない」

 

 河村名古屋市長は、まるで尋問のようなテレビ出演で頑張った。

《マスコミは正しく書いて欲しい。「天皇陛下肖像画をバーナーで燃やして足で踏みつけた展示」と。それを市と県が主催で開催する。公共事業においてチェックするのは当たり前。それ検閲?やっちゃいけないの?だったら市長も役所も議会もいらんわ。マスコミはいらんですよ。》

 言い方は稚拙だが、内容は橋下さんと同様のことを言っている。これに対して、憲法学者の某が、敬意もなにもない、まさにゲシュタポが被疑者を追いつめるような表情で、河村市長の言葉をさえぎって、質問を畳み掛けていた。これは完全なる公開尋問だね。紅衛兵の尋問だね。

 大村知事はというと、左翼コメンテーターの支援を受けて、持論をまくし立てていた。河村市長の些細な言い間違いをことさらに大きく攻め立てて、己への矛先を変えさせて逃げる。見事な詭弁だった。

 市民からツイッターで「ライダイハンの展示を愛知県で後援してください」という申し出に、知事は「誹謗中傷は、ご遠慮いただいてます」と答えている。反日韓国勢の「売春婦像」は許して「ライダイハン像」を許さないとは、みごとなWスタンダードですな。

 愛知県特別顧問の上山信一氏は「昭和天皇の肖像写真を燃やし、足で踏みつける作品」については、「燃やすことは神聖な祈りであり喜びである」というトンチンカンなツイートをしていたが、形勢不利と見るや、さっさとツイを消して逃亡した。

 まさに、皆さん、やり口が一連の「プロ市民」とご同様ですな。

 

 反日左翼勢力に押し切られての、極めて不遜な侮日プロパガンダを阻止できなかったことに対して、愛知県民のひとりとして極めて恥ずかしい。