反日プロパガンダを擁護するもの

「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展」が、反日プロパガンダに染め上げられていることは、常識的な判断のできる人なら理解していることであろう。

 大村知事が「憲法21条違反である」と息巻いていたが、もうそれは底が見えていて、憲法21条の前にある憲法12条「自由及び権利の保持責任と濫用禁止」のことを、大村知事はまったく無視しているというか、忘れていたのかニャ?

《この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う。》

 大村知事の発言は、月刊『Hanadaセレクション 大村知事リコール!』にしっかり掲載されている。これを読めば、河村名古屋市長に対する、大村知事の言動は明らかに間違っている。

「私はですね、非常に疑問があります。憲法二十一条違反の疑いが非常に濃厚ではないかというふうに思います。シーシー」

 憲法12条を読んでね(笑)。

 

 もう少し踏み込んで話をしたい。「表現の不自由展」が津田大介なる反日活動家の作為によって組み立てられた。展示物を見れば――ほとんど見た方はいないと思いますが――実は、ワシャも見ていないのだけれど――それでも、テレビ映像や、ネット動画、『Hanadaセレクション』のグラビアなどで、うかがい知ることができる。

 反日活動家の中垣某の持ち込んだものは、どう眺めてもゴミ以外の何ものにも見えない。「芸術だ」と言ったら芸術になるなら、ワシャの落書きなんかみんな「芸術」になっちまいますぞ。それでいいのか「芸術」って。

「平和の少女像」は、そのまんま反日プロパガンダの「慰安婦像」じゃねえか!

 大浦某の「昭和天皇の写真」をコラージュした貼り絵のようなものがあるのだけれど、なんだか適当にいろんな絵や図をゴチャゴチャと張り付けただけのもの。ゴチャゴチャ以外にオリジナリティーはない。ピカソ岡本太郎から受ける芸術の香りはまったく存在せず、マスターベーションの生臭さがただようばかりなり。確かに、反天皇反日プロパガンダは強烈なほどに感じるけどね。

 

 そのことは芸術監督の津田氏自身が「ニコニコ生放送」でも、思わず口を滑らせている。この人、ホントに軽率だ。黙っていりゃあいいものを(笑)。

「公立美術館で撤去されたものを、表現の不自由展という展覧会という体にして、全部展示してやるというそういう企画で、おそらくみんな気がついていないんだけど、これが一番ヤバい企画になるんですよ。おそらく政治的には」

 これに対し対談者が「やっぱり天皇が燃えたりしているんですか」と問うと、津田は「ああ、ふふふ」と笑って、「でも、二代前じゃん。二代前になると、人々の記憶もなんか、あんま二代前だし、なんか歴史上の人物かな、みたいな」とにやけながら嘯いている。

 これほど重要なところを隠蔽して展示会の補助金をせしめている。これは確信犯である。

 

 さらにこれらが「反日プロパガンダ」であるという決定的な裏付けとして、日本共産党愛知県委員会が、「大村知事リコール反対運動に関するQ&A」というサイトを立ち上げ、大村知事の全面擁護に回ったということである。

 これについては作家の門田隆将さんがこう指摘している。

共産党は日本人のための政党として生まれてませんから。コミンテルンの日本支部として生まれたものですから、日本人あるいは日本人の命、日本人の誇り、こういったものはどうでもいいんだということがこの(Q&Aの)文言からもわかりますよね」

 自民党県連も共産党愛知委員会と同列に立って、大村知事を支援しているが、おいおい、大丈夫かい。自由と民主主義を貴ぶ、天皇陛下を尊崇する政党が、共産党スクラムを組むって、お前ら、コミンテルンの毒を盛られたか。

 

 本家の大陸の共産党は、内モンゴル自治区において、民族の言語であるモンゴル語を禁じ、漢人の話す言語を使用するよう強権が発動された。これに対して、内モンゴル自治区のモンゴル人はもとより、モンゴル国のモンゴル人を始め全世界のモンゴル人が怒りを顕わにした。

 モンゴル人、モンゴル語モンゴル帝国は、ユーラシアを治めた誇り高き民族のものである。チンギス・ハーンはモンゴルの大英雄なのだ。

 ところが支那共産党は、「チンギス・ハーンは中国人の英雄あるヨ」と世界に喧伝を始めている。

 何という歴史捏造、何という民族冒涜、本物を本物のまま守っていこうという歴史に対する尊崇の念がない連中には、共産主義思想というのは、便利な思想なのである。共産主義は20世紀に全世界に蔓延し1億人の善良な人類を殺した。それは、戦争での被害者をはるかに上回るスケールである。賢明な人や国はそのことに気がついて、大方のところで共産主義は終焉を迎えたが、日本では若干の変異をしつつ、根強く生き残っているのである。

 

 つまり、国費・県費を掠め取り反日活動家に資金援助をした津田大介を、大村知事が支援する。さらにその知事を共産党が下支えをするという図式になっている。これでいいのかと高須先生は声を上げているわけで、しかし、大村県政のおこぼれに預かっている連中は、署名をさせないように相互監視をしてリコール運動妨害にまわる。

 

 愛知県、これでいいのだろうか。