ニャンコ先生、再び帰還す

 一昨日の夜のことだ。楽しい会があって少々飲みすぎた。なんだか家とは反対方向の、市街地の南のほうで(ワシャんちは市街地の北の端っこ)、騒いでいたような。そこで自転車をひっくり返されて、鞄もすっとんだ。それから以降はブラックアウトで、どこをどう家までたどり着いたのか、全く覚えていない。

 ただ、朝起きたら自分の布団にくるまっていた。だから、なんとか無事に帰ってきたことだけは間違いない。起きだして、居間に入ると、ワシャの鞄が放り出してあった。やれやれ。

でね、よく見ると、鞄の留め金のところに、挿してあったニャンコ先生の靴ベラがなくなっている。9月10日の日記に載せたやつですわ。9月4日にもなくして、また夕べもどこかで落としてしまったようだ。だから、昨日の朝、出勤するついでにというか、わざわざ大回りをして一昨日の夜に、おおよそ走ったであろう道をぐるぐるとニャンコ先生を探してみたんですよ。

 そしたら駅前通りの米屋の前で見つかった。車道の隅にニャンコ先生と鼈甲の靴ベラ(笑)と玉鎖がバラバラになった状態で転がっていたのだ。

 鼈甲の靴ベラ(笑)は、車に轢かれたか、いくつもの傷がついており、大きなヒビも入っている。玉鎖も二つにちぎれていた。奇跡的にニャンコ先生は擦り傷程度で無事だった。とにかく戻ってきてくれてありがとう。今度は、落下しないように留め具を工夫するからね。

 

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 ニャンコ先生は、ワシャの身代わり地蔵のような役割を果たしてくれたようだ。その時にちょっとした事故があったのだが、ワシャは擦過傷三カ所ですんだのもニャンコ先生のお蔭ですな。