昨日、近くの自転車屋に行った。3日前の夜に自転車が壊れてしまったので、新しいのを買うためにね。わりと親切なオバサン店員がいて、その人がワシャの注文を聴いてくれた。
「カゴは通常の鞄がそのまま入るように横幅50センチ以上のものでお願いします」
「ペダルは、自転車を押して歩くことができるように折り畳み式のものにしてください」
「ハンドルロックを着けてね」
「スタンドは2点式にしてちゃぶだい」
などと、こまごまとした内容だ。
まず、カゴである。横幅50センチ以上のものは店内にはなかった。現在の流星号の前かごはワイドが55センチあるとてもでかいもので、それはどんなカタログにも載っていなかった。そのカゴを着けてくれたのは、前の職場の先輩だったTさんで、ワシャをロードレースに誘ってくれた人で、Tさんと一緒に琵琶湖一周や富士山一周、太平洋から日本海まで横断とか、いろいろとロードレーサーで走り回ったものである。その方が、退職されてから隣町で趣味を生かして、小さな自転車屋を始めていた。
でね、6年前くらいかなぁ。通勤に自転車を使っているのだが、小さい前カゴだとどうしても鞄が入らず、困っていた。そんな時、Tさんとたまたまあった時に、そんな不満を口にしたら「うちに大きいカゴがあるから着けてあげるよ」ということになって、装着してもらったのである。
その人のところで自転車を誂えようとも思ったんだけど、なにしろお店が遠いので、自転車なんていうのは、日日のメンテナンスが多いので、近所を自転車屋にしたんですわ(笑)。
そうそう、カゴの話ね。近所の自転車店では大きなカゴがないので、カタログを探して、それでも見つからないので、お店のオバサンが、「以前にこのカゴを着けた人に入手先が聴けないか?」と言うので、それこそ5年ぶりくらい久々にTさんに電話をしてみた。
おかげで、久し振りにTさんのお元気な声が聴けましたぞ。そして、カゴの入手先を尋ねると、Tさんが退職後、自転車屋修行に行っていた名古屋の自転車店の倉庫にあったものらしく、たまたまそこを卒業する時に、そこの大将からもらったもので、結局、入手先は不明とのことで、最初のカゴからこの有り様なので、ワシャはいつになったら新車に乗れるのだろう。おおお、もう出勤時間になってしもうた。この続きは明日のココロだ~。