本日、朝から研修の講師

 今日、関連会社の中堅社員の研修があって、人事課から「ワルシャワさん、何かくっちゃべっていただけませんか」というオーダーが入った。スキルアップ講座だそうな。ワシャなんかの話でスキルアップができるんかいな、と思いつつも、毎年、ワシャのポジションの課長が担当しているそうで、逃げるわけにもいかないので、受けることにする。
 お題は「文七元結」のわけがない。人事からいただいたお題は「西三河地域の課題」という掴みどころのないものだった。まぁ、お題はお題として適当に喋ろうと思うが、1時間半も一人で喋るのもつらい。昨日の講師は、自分の持ち時間の間、ずっと受講生同士の自己紹介をさせていたそうだが、大ヒンシュクだったようだ。大ヒンシュクでも講師は楽だわなぁ。
 ワシャとしては、そんな下手なことはできないので、まず、研修会場に入って、「おはようございます」と挨拶しよう。その後に、「それでは只今から受講生同士で自己紹介をしましょう」と言って驚かせて、「ウソです」と言って笑いを取ろう。
 その後、「はじめに」ということで「尖閣諸島」「新帝国主義」の話を出して、「ギョ!」っとさせて掴みはOK。まさか、受講生諸君も、ワシャの業界で、初っ端に「尖閣諸島」の話はなかろうから、不意打ちをくらって目を覚ますだろう。
 でも、ずっとそんな話ばかりもしていられない。西三河地域のことも話さなければいけないわさ。西三河のことと言えば、戦国時代に徳川家康を生んだ地域で、その後の歴史に数多くの武将を輩出している。本多平八郎忠勝、酒井左衛門尉忠次などの話をしようっと。
 そうだ!徳川家康から、観光のほうに無理やり話を引っ張っていこう。西三河の観光について、「徳川家名所めぐり」とか「徳川合戦地めぐり」の話をしよう。これは、つい先日、東京の仲間を長篠城や設楽原に連れて行ったところなので、かなり時間が稼げそうだ。
 最終的に、スキルアップということなら、「ライブ」についてとか「メディア・リテラシー」の重要性について語ろう。このあたりの情報は先々週に上京して日垣セミナーでばっちり勉強をしてきたので、淀みなく講義ができそうな気がする。
 ついでに知ったかぶりもしておかなければならないので、最近、知ったばかりの「プラーヌンンクスツェレ」の話題にも触れておこう。
 その他にも「市民ファシズム」とか「出来の悪い上司の対処法」などのネタをを用意している。なんとか時間いっぱい持つことは持つと思う。

 この講義が終了して、ワシャの長い長い9月がようやく終わる。