手榴弾と銃の事件

 また不幸な事故が発生した。

《訓練中に手りゅう弾爆発 20代の隊員1人死亡 陸自 北富士演習場》

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240530/k10014465651000.html

 自衛隊の北富士演習場で、訓練中に手榴弾が爆発し、隊員が亡くなられた。若い命が散ってしまったことは慙愧に堪えない。まことに遺憾であり、心よりお悔みを申し上げたい。

 それはそれとして、このニュースの中に自衛隊発信の情報がある。

陸上自衛隊によりますと、手りゅう弾で隊員が死亡したのは昭和33年に福岡県久留米市幹部候補生学校で教育中に爆発して教官1人が死亡して以来で、今回の事故を受けて手りゅう弾を使った訓練を全国で当面見合わせるとしています。》

 手榴弾での死亡事故が66年ぶりだということで、もちろん今回の事故原因の究明はきっちりとやってもらいたいが、でもね、66年も安全な訓練が行われていたんでしょ。だったら今までの訓練マニュアルは有効だったということではないのか?

 つまり今回の北富士演習場での事故は何らかのミスによるもので、かなり限定的な事故ではないか。

 なにを言いたいかというと、自衛隊は常に訓練をして有事に備えなければならない。事故は不幸だったが、この1件をもって、すべての自衛官への手榴弾訓練を見合わせてしまっていいのだろうか?

 狂暴な第三国が不意に戦闘をしかけてくることも考えられる。その暴挙に備えるために精鋭を育成しているのである。そこに隙間が生じてはいけない。66年間、培ってきたノウハウを今一度見直しながら、訓練は続行すべきだと思うがいかがでしょう?

 

 朝日新聞だと、上記のニュースの下にこのニュースがあった。

《タクシー運転手撃たれ重傷 拳銃か、「金出せ」男が逃走―埼玉》

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024053000171&g=soc

 現場が、「埼玉県川口市」と知って、つい犯人像を外人のイメージで考えてしまった。

 もちろん現時点では、どの報道も「外人」であるとは言っていない。「金を出せ」と間投助詞の「を」を正しく使っているところからも日本人である可能性は高い。

 外人なら「カネカネ」とか「カネ、ダセ、ダサナイトコロス」トカ言うんだろうけどね。

 でも、クルド人、外国人不法滞在などで、今や全国区の川口市ですからね、つい「外人が犯人では?」と思ってしまいました。

 とにかく川口周辺の治安が悪化していることは、この事件からも見えてきますけどね。かつての自宅に施錠をしなくても夜寝られた日本はどこに行ってしまたんでしょうね。