遺族の旅費・滞在費はどこから出ているの?

 今朝の朝日新聞地方版に3年前の名古屋入管でスリランカ人女性が死亡した件が取り上げられていた。下のURLは毎日新聞のもの。朝日新聞はケチなのかまだネット上に出ていない。ワシャが見つけられないだけかもしれないけれど、まぁ同じ穴のムジムジだからお許しあれ。

《ウィシュマさん死亡から3年 「残酷な収容制度変えたい」遺族ら法要》

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c377d8b9fe1a63f180483e8e8704c160e9e0c20

 この件の経緯は、ニュース程度、あるいはネット上にある情報程度しか承知していないが、要は「不法滞在をしていた外人を出入国管理局が収容している際に体調を崩して死亡させてしまった」というものである。

 ニュースタイトルにもあるが「残酷な収容制度」って、世界広しといえども日本ほどまじめに手厚く収容する国なんてありまへんで。その証拠に、外人の犯罪者たちは「どうせ刑務所に入るなら日本の刑務所」と言っているくらいだ。それほど環境も整備され、快適な務所暮らしが保証されている。相対的に考えてタイトルを付けようね。

 そしてなによりこの事件をバックアップしているのが日本共産党である。機関紙の「赤旗」の応援記事がこれだ。

《入管正し外国人守れ「市民連合」を結成都内 改悪法案提出させない》

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-12-12/2021121213_01_0.html

 こういった背景を見れば、この手の騒動がどういった性格のものかが見えてくる。「人権」を装った「共産主義」の復活なのである。「市民連合」の顔ぶれを見てごらんなさいよ(笑)。

 女性の外人が同国人男性から暴力を受け、逃げ出し入管に助けを求めた。そこで何があったかはマスコミでは詳しく報じられず、バイアスのかかったものしか目にできない。ただ告発された入管関係者は「嫌疑なし」で捜査は終了している。それが全てである。しかし、共産系市民と遺族は国賠訴訟で1億何千万もの金額を日本国に突きつけている。これが万が一にも認められたら、我々の税金から「法を犯して」日本に滞在していた外人の遺族に対して莫大な金額が支払われることになる。

 支援者たちは「外国人を取り巻く様々な問題を改善しろ」と喚くけれど、川口市クルド人問題もそうだし、全国の自治体で外人から生活保護申請が出ていることも同様だ。法を犯している外人を守る義務は日本国にはない。まずは自国民を最優先で守る、これが国の役割であり、行政の責務である。

 今の「外国人優遇施策」は、そのまま日本国の崩壊を進めて、共産主義でいう平等で平和なソ連のような平和な世界をつくろうというものである(笑)。

 人権活動家の言説に乗せられて「かわいそうだから~」では済まされないのだ。

 先々、この国で日本人として生きていく子供たち孫たちのために、賢明なる日本人は覚醒しなければならない。