日本の未来は明るい

 昨日、雨天をついて地元消防団操法教練会が実施された。全30分団の団員が、日頃の成果を披露すべく、ずぶ濡れになりながらもグランド狭しと駆け回った。

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 ワシャも若かりし頃に、消防団7年ほど経験している。その間に優勝3回、準優勝2回、3位2回という成績だった。これはわりと自慢にしている。優勝旗は持ち回りなんだけど、3回連続優勝すると、その分団に下賜されるんですね。ワシャらの分団は連続だったので、今でも分団詰所にはその時の優勝旗が飾ってあるのだ(エッヘン)。

 

 そんなことはどうでもよかった。昨日、雨のグランドを訓練で走り回った若者たちのことである。彼らの規律はすばらしい。車両に乗り込む際の一糸乱れぬ動き、整列の線に並ぶ呼吸まで合わせた気を付け。ホースにそって走るその迅いこと。これが日本人なんだなぁと思う。こんな地方都市の小さな消防団ですら、ここまでの錬度を造り上げている。これが、上級の消防隊員、自衛隊員となれば、その鍛え方はいかばかりであろうか。

 消防団員はボランティアである。にもかかわらず4月から6月まで仕事が終わってから夜毎、訓練を積んでいる。ワシャらの頃は、ほぼ連日訓練をした。土日は消防本部の会場を使わせてもらって訓練をした。

 

 消防操法教練会を見て、日本の凄さにあらためて気づかされたのだ。