《プーチン氏「ロシアの日」に愛国心を刺激し国民に結束を訴える・・・南部の制圧地域でロシア旅券交付》
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6429297
プーチンが1721年にスウェーデンとの戦争に勝利したピョートル大帝の威を借りてウクライナ侵略戦争を正当化しようとしているんだとさ。
そもそも、この21世紀最悪の独裁者が「ウクライナのネオナチから迫害されているロシヤ系住民を救うため」に起こしたんだろうが。
ところが「迫害された人々」はプーの口からはよく飛び出すが、実際に被害、迫害を受けたロシヤ系の映像はちっとも流れてこない。
反対に、ロシヤに迫害、虐殺されたウクライナ国民の映像は、それこそ山のように見ることができ、700万に迫ろうという難民が国外避難を強いられているのである。
プーはこう言って、なにも知らされていないロシヤ国民を鼓舞した。
「祖国や社会のために、国民の結束がいかに重要かということを痛感している」
百歩譲って、他国で自国系住民が迫害されていたとしよう。その人たちを救出されるために、軍を出動することもあろう。しかし、ロシヤのやっていることは常軌を逸しているし、やっていい限界を超えている。
これになんの指導も与えられない国際社会というものの無力さを痛感する。国連常任理事国のロシヤと支那が連携して、さらに極道息子の北朝鮮がそれに加わっている。もうひとつ加えれば、全世界の独裁国家が、支那、ロシヤ、北朝鮮の独裁専制国家群に入りたがっている。
「だって、欧米を中心とした民主主義、自由主義のグループは面倒くさいし、独裁者が好き勝手にやれないんだもの」
と、ミニ独裁者どもは思っている。
言ってしまえば、ウクライナとロシヤの仲介に入ろうとしているトルコのエルドアンだって独裁者と見て間違いない。
今日の昼のことだ。昼食をとりながらテレビを見ていたら、画面に池上彰が出てきたので「あれ、バラエティだったっけ」と思ったんだが、一応ニュースもやるバラエティだった。 池上じいさんが取り上げていたのは、ウクライナからの黒海海上輸送をロシヤが妨害し、世界の穀物供給が滞っている問題だった。
「じいさん、なかなかハードな時事ネタをやるじゃん」
と、思っていたら、解説は脇の女性がやって、じいさんは「黒海の名前の由来」をとうとうと得意そうに話しているのだった。
じいさん、あんた多目的な人なんだから、「ウクライナ侵略」とか「黒海輸送」とかを特化して語れないんだから。どのみちスタッフからの一夜漬けだろうし、そもそも専門家ではなく知ったかぶりなだけなので、話に深みがない。多目的は無目的なんだから引っ込んでいたほうがいいよ。
女性ジャーナリストがトルコ駐日大使に突撃インタビューをしていたが、ざんねんながら大使からお手本どおりの回答しか得られなかった。そんな質問だけなら素人でもできるぞ。
でも、さすがは無目的池上翁、よく分からない受け答えをして、司会の大下アナに振っている。