年一読書会 その2

 午後3時過ぎからは、それぞれのメンバーの2019年上半期推薦本の紹介になる。

ざっと並べてみますね。

 

チャールズ・モア『プラスチックスープの海』(NHK出版)

マーク・フォーサイズ『酔っぱらいの歴史』(青土社

若桑みどり『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』(集英社文庫

カート・ヴォネガット・ジュニアスローターハウス5』(ハヤカワ文庫)

鈴木智彦『サカナとヤクザ』(小学館

畑中章宏『死者の民主主義』(トランスビュー

畑中章宏『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか――新美南吉の小さな世界』(晶文社

春風亭柳昇与太郎戦記』(筑摩書房

 

 ううむ、さすが読書家たちの推薦本だけのことはある。なかなか興味深い本が並んだ。天正少年使節を核として、戦国末の日本と帝国化していくヨーロッパとの遭遇を日欧の史料を基にして詳細に描いた『クアトロ・ラガッツィ』は真剣に読んでみたいと思った。

スローターハウス5』のところでは、ちょいとしたバトルが生じた。村上春樹と彼を信奉するハルキストたちついてである。

 が、そろそろワシャの出かける時間になってしまった。台風の影響で7時くらいから雨が降り出している。少し早めに家を出たほうがいいな。おそらく、鉄道も乱れるだろうし。

 

 ということで、ハルキストの小バトルと、もう一つの怒涛のバトルについては、さらに明日のココロだ~。