人間通

 昨日、宴席で、谷沢永一『人間通』(新潮選書)の話が出た。
 谷沢さんは、司馬遼太郎をもっとも理解している書誌学者であり、司馬さんも「人間通」な谷沢さんを尊敬していた。
 谷沢さんと司馬さんについてはここをご覧あれ。
http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20150620/
 ワシャは司馬さんの本についてはあらかた書庫に収まっている。寝室にも文庫系は揃えてある。トイレにもエッセイ系をずらりと並べてある。だから『この国のかたち』は3セット持っている。
 谷沢さんの本も一棚はありまっせ。『人間通』などは、家のあちこちに10冊以上あるのではないか(アホ)。
 その中に『人の世を見さだめる』(PHP)という一冊がある。谷沢さんの書籍の中にある箴言を集めたものですね。
《自分の親を譏る者を、どこの誰が信用するか。自分の国を非難する者を、いかなる外国人が尊敬するか。》
 この言の説明の中で、「コミンテルン」の手先となって、日本の最高機密をソ連に売った尾崎秀実を例に挙げている。尾崎はソ連に利用はされたが、尊敬はされなかったろう。
コミンテルン」はもうないけれど、それに連なるコミュニストはゴロゴロといるわなぁ。そいつらは自国の日本を非難ばかりしている。これは外国人から尊敬されないし、日本人からも尊敬されない。

 立憲民主党の支持率がじわじわと下がってきた。人間通がいないから仕方がないか。