日垣隆さんが鷲田小彌太『まず「書いてみる」生活』(祥伝社)を推薦していた。そこから波及して12冊ほどの鷲田さんの本を読んだが、これが読みやすい。ワシャの味覚に馴染むんでしょうな。今は『「本」はこう買え!こう読め!こう使え!』(大和書房)を快読中だ。この中で鷲田さんは司馬遼太郎の一連の作品を高く評価している。なるほど、ワシャの方向性に一致していますぞ。また西部邁『大衆への反逆』(白水社)、谷沢永一『人間通』(新潮選書)なども推薦している。ううむ、ますますいい感じだ。
おっと、《「会社人間」と「社畜」を同一視する愚かしさ》と題して、佐高さんのことも書いているではないか!
《佐高信は「社畜」と言います。家庭のことや、自分の生き方などを忘れ、会社に飼われて、会社の奴隷になっている人のことです。最近、これほど嫌みな言い方は知りません。》
《佐高の考え方の中には、利潤を基本におく会社を、たんに、「必要悪」としか考えない、十八世紀的な思考が存在しています。》
鋭し鷲田さん。