新キャラ登場か?

「日大悪質タックル問題」でおもしろい人物が登場してきた。
《日大評議員が生出演、田中理事長の進退に「必要というグループと刷新した方がいいという二つの声がある》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00000072-sph-spo
 フジテレビの「とくダネ!」に、日大校友会副会長の筒井隆弥氏という人が出演した。この人、知る人ぞ知る、知らない人は知らない、地域限定有名人なのである。なんだかおもしろくなってきたなぁ(笑)。
 筒井隆弥氏、「筒井タカヤ」と書いたほうが通りがいいだろう。愛知県議会議員を長く務めておられる方ですな。
 愛知県ではけっこう有名な話なんですけど、筒井タカヤ氏が、在日韓国系企業から政治献金を受けているとか、詐欺会社と親しい関係にあったとか、いろいろな煙が立っていた人なのである。詐欺会社の話は「日本メンテナンス事件」という有名なリフォーム詐欺がありましたよね。その詐欺会社から高級車の提供を受けて、新車購入時のその車を下取りに出して160万円の利益を得ながら、自身が支部長を務める支部の収支報告書に記載していなかった。そのことは「ミス」と認めたが、なにしろいろいろ噂のある人である。そんな愛知の有名人が「日大問題」に突如現れたので驚いた。
 いいのかなぁ、叩けば埃が出て、日大の傷口をさらに広げてしまうことになってしまわないかい(笑)。
 10年ほど前だったが、わずかばかりの寄付を自治体に出し、見返りに感謝状を出させ、それを自社ホームページのトップに掲げて擬装して客を騙す、そんな手口でリフォーム詐欺をやっていた会社があった。
 物腰のやわらかい担当者が寄付を申し出てきて、見返りに感謝状を要求してくる。金額にもよるけれど、少額の場合、大きな感謝状は発行しない場合が多い。その会社は、自治体からもらった感謝状をホームページのトップにずらずらと並べて、会社の健全性を擬装していたようだ。なにも考えずに感謝状を出しているところはよかった。しかし、大型の感謝状の発行を躊躇するところには圧力がかかった。担当者が変り、明らかにその筋の強面が登場してきた。また、前述の、県会議員の秘書となのる者からも、「なんで感謝状が出せないんだ!」と連絡が入る。
 行政は、話が大きくなったり、複雑になるのを嫌う。だから「まぁ適当に出しておけ」ということになるのだが、ところが西三河に1市だけその圧力を突っぱねたところがあった。その時の防災担当者がよほどへそ曲がりで偏屈な役人だったんでしょうね。感謝状の使われ方に胡散臭さを嗅ぎ分け、がんとして感謝状の依頼を断ったそうだ。ヤクザにも秘書にも負けなかったあの偏屈野郎は、今頃なにをやっているのだろう。偏屈だから上司に嫌われているかもしれない(笑)。
 話が逸れた。筒井隆弥氏の話だった。まぁ日大の評議員ということだから、なにをコメントしてもいいけれど、そういった過去もあるので、気をつけたほうがいいということである。
 池坊保子氏あたりまでしゃしゃり出てくるあたりで、そろそろ批判にも限界が見えてきたような気がする。