冷や汗が出ましたぞ

 昨日、ワシャの職場に後輩が訪ねてきてくれた。前の職場で一緒に仕事をした仲間である。会議室でちょっとした打ち合わせをしたのだが、その最後、彼の口から「遼東の豕」という言葉が出てきたので、「ゲゲゲー!」と驚愕したのだった。
「読まれているかも」と薄っすらとは感じていた。でもね「読んでますよ」と直接言われると冷や汗が出る。
「凸凹商事ネタはイメージがしやすいんでおもしろいです」
 と彼は言う。いやー、凸凹商事の話は、あくまで凸凹商事で起こったことなので、勝手に別の組織を当てはめたりしないようにね(汗)。
「他の話は難しいのが多くて……」
 とも言っていた。これは反省しなくてはならない。師匠からも注意される点がそこである。一番上手が「難しいことを簡単に書く」人、次は「簡単なことを簡単に書く」、良くないのが「難しいことを難しく書く」、さらに悪いのは「簡単なことを難しく書く」ということ。後輩が指摘したのは、ワシャの文章が後者の2つだったということで、こりゃいけない。朝、出勤前に書いているから許してね……なんて言い訳はしたくない。シャキッとしろよ、ワルシャワ〜。

 ワシャは「iPad Pro」を買った。専用のペンシルも入手して使っているのだが、使いこなせない。夕べもペンが反応しないので大騒ぎをしていたら、あっという間に1時間が過ぎてしまった。なんて使いにくい代物だ。何度か床に叩きつけてやろうかと思ったが、買ったばかりなので、さすがにそれは止めた。
 PCで「アップルペンシル 反応しない」で検索したら、いくつかのケースが紹介されていて、ワシャの場合はペン先が緩んでいただけらしい。ペン先をしっかりと締めたら、動き始めましたぞ。なんのこっちゃ。
 その後、アップルストアでアプリを購入しようと思って手続きをするんだけれど、これがまた七転八倒の苦しみだった。何度も何度も「パスワード」を訊いてくるし、ちょっと違うところに障ってしまうと、今まで入力したものが全部ふっとんだりして、なんなんだこのクソ面倒くささは。
iPad」の操作に慣れている部下に確認すると、「アメリカ人向けに作ってあるんで日本人には扱い辛いんですよ。とくにワルシャワさんのようなタイプには」と笑っていた。ホントかいな。

 ということで、ワシャの苦労はまだまだ続くのであった。