ワシャは大した人間ではない。それは自分が一番よく知っている。でもね、議員を商売にしている人と話をしていると「あれ?ワシャのほうがまともかも??」と思うことが何度もあった。地方議員のレベルで「この議員のレベルは高い」と感じたのは、ほんの数人と言っていい。
国会議員とも何人かと酒席を共にしたことがあるが、少なくともその国会議員たちには大いに失望させられたものである。皆さん、いい人なんですよ、いい人なんですけど、いい人レベルから抜きんでたものが見当たらない。
遭った議員たちはただ体力はある。そして年功序列を馴致されているから、上から言われたことには逆らわない。確かに体力があって、党のために駆け回らなければ政党政治は成り立たないだろう。だけどそれのみでは国民のほうが多大な迷惑をこうむる。
国会議員なら国会議員に相応しい能力を身につけるべきだ。間違っても街頭演説をするのに、手の甲に話すことをカンペ書きしておくなど言語道断!それを見ないと演説できない首相ってサイテーですぞ。
ところが今回の参院選では、カンペバカとは隔絶したレベルの「とてもこの人たちには敵わない」「レベルが違う」と思われる人たちが立候補している。これは頼もしい限りだ。
NHKの討論番組でのことである。あえて名前は言わないけれど、某左巻政党から立候補しているレベルの低い候補者の適当な発言に対し、その発言の間違いを厳しく指摘した保守系の候補者がよかった。掛け値なしに切れ味は抜きん出ていて、各党の盆暗どもとはモノが違っていることが判った。
皆さんのお手元にも「選挙公報」が届いているでしょ。ワシャはね、そのリストを見て、「これは切れる人だな」と思う候補者にブルーのシールを貼り、「これはダメだ」と思う候補者に赤のシールを貼った。ブルーが17人、赤が7人、あとは悪目立ちもしていないけれど、切れ味もないという連中である。
この中から125人が選ばれるわけだが、少なくともブルー17人には全員当選してもらいたい。それでも残りの108議席は煩悩の数だけ盆暗が選ばれるわけだ。少なくとも赤7人はなんとか落選になるように祈っているのだが・・・。
それにしても参院選というのは静かですな。今日は西三河の刈谷、安城、知立、東尾張の豊明を車で走ったんだけど、街宣車に遭ったのは「れいわ」の軽トラのみである。
ポスターはいろいろな場所に貼ってある。政党党首のやら、衆議院議員の大きい顔やら、県会議員の中くらいの顔、市長の顔、市議の顔などのポスターはいたるところで目に入る。繁華な通りには1キロくらいの間に何十カ所と言っていいくらいに貼りまくってあった。
これって景観を損ねていないだろうか?
長澤まさみや深田恭子のドアップなら鑑賞に堪えられるから許してもいいけれど、交差点で民家の壁に貼ってあるゲルゲ~ルの顔写真に遭遇した時には、ドキッとしてハンドル操作を誤るところだった(汗)。ホントにいい加減にしてほしい。
ゲルゲ~ルの後、日本保守党の有本香さんのポスターを発見した。お陰でゲルゲ~ルの不快感が緩和されたのだった。あ~よかった(笑)。
まぁそんなこんなで選挙が終わったら、参院選の総括をしたいと思っている。