加計獣医学部認可

《<加計獣医学部認可へ>野党「疑惑」追及の構え》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00000135-mai-soci
 上記はやはり反日系の毎日新聞の記事だが、今朝の朝日新聞の1面も「加計獣医学部認可」を据えている。
 内容はともかくとして加計問題が正しい方向に一歩進んだことは間違いない。よかった。

 5月17日の朝日新聞のスクープ《新学部「総理の意向」》の記事に、いかにも手の加えられた文書の写真が添付されてあった。上下が作為的に黒く写っている。こんな捏造は長年の朝日新聞哀読者であればすぐに見抜くわい。この黒い部分に何かが隠されている。読者を舐めんなよ。
 朝日新聞は、その黒塗りの部分を公表せずに世論形成を謀ろうとした。が、後日その部分が公表されてみれば、やっぱり朝日の捏造があったことがばれた。
 そのあたりの詳細は月刊『Hnada』11月号の小川榮太郎氏(文芸評論家)の検証が明快である。
 要点だけをまとめれば、詐欺師に踊らされた森友騒動とは違って、加計問題には闇がなかった。あるとすれば、岩盤規制を省益の立場から守ろうとした組織的天下りの実行主犯、事なかれ主義を貫く「面従腹背」を座右の銘にする人物、前川喜平による首を斬られたことへの怨恨がこの創作劇につながり、野党が踊らされているだけのことである。
 そもそも加計獣医学部新設に関わった政府側の人間も、愛媛県の関係者も、取材に応じると言っているのだが、そのことを取材し記事にする意志は左傾新聞にはなかった。最近とみに左旋回の強いNHKも同様であった。官邸側の関与がなかったと証言している加戸前愛媛県知事の国会証言などどのニュースでも無視を決め込んでいる。
 とにかく加計学園獣医学部が新設されることになってよかった。

 そうそう先日、東京大学ご卒業の某大学教授と2日ばかり一緒に仕事をすることになった。その人はワシャの携わっている仕事の専門家なのだが、絵に描いたような東大卒でしたね。なにしろ上から目線で人の仕事にことごとくケチをつける。よく回る口で持論をペラペラとまくしたてた。だから息継ぎをさせるために、時おり、横からどつかないと止まらない。
 筑波大学の古田教授が言っていた。
《今までの東大法学部を頂点とする“知的レジーム(知の体制)の崩壊”が始まっているのかもしれません。》
 もちろん凄い人たちもいる。しかし冒頭の前川喜平を筆頭にして、記憶力だけでトップを極めてきたようなエセ優等生も多い。豊田氏も、山尾氏も、ダイブ小西も、女性の敵の初鹿も、維新をぶち辞めた丸山穂高も、お花畑のみずほたんも……。う〜ん、列挙するとバカがどんどん出てくる。もちろん官僚や大学教授の中にも箸にも棒にもかからない連中はいる。
 知的エリートたちは、今までどおり一般大衆が手放しで尊敬してくれると思っている。それは前述の大学教授しかりである。でもね、現場から乖離している研究者は、日々現場で現実と直面している一般人に情報量で劣るのである。飽くなき探求心で情報を詰め込んだとしても百聞は一見にしかずである。
 政治家も一度現場を踏んだほうがいい。東大卒も県の部長、局長ではなく担当部局に放り込まれて実地経験を積んだほうがいい。

 自治省のキャリアが九州の山村に出向し、地元の人たちと一緒に消防団員として活動をしていた。その人は最前線で一般人とともに汗をかいてきたので本当にモノのいいキャリアになった。今でもあちこちの自治体で人気のある人物である。
 キャリアの頂点にまで登りつめた前川氏はどうか。やってきたことは面従腹背と組織的天下り。今度、西三河の海辺のほうで講演会をするようだが、まった話を聞く気にならない。その程度の人間の詐妄が国政の大切な時間を浪費させている。そのことが大問題なのだ。