紳介、電撃引退

 午前6時、テレビはこのニュースで持ちきりだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110824-00000501-san-ent
 それにしても引き方が鮮やか過ぎる。裏に何かあるような気がする。もっと大きな「事」を隠すためか、あるいは1〜2年後の政界デビューを狙って、ダメージを最小限に抑える作戦に出たか。
 別段、紳介が引退しても、すぐに後釜がその穴を埋めるだろう。それくらいの人材は吉本に数多いる。凶相の千原ジュニアあたりは、内心「しめた」と思っているのではないか。
 ジュニアのことなどどうでもいいのだが、水鳥が飛び立つような紳介の引退会見を見ていて、なにか引っ掛かるのだ。少しそのあたりを考えてみることにする。

(考え中)

 午後になっていろいろな情報が出てきた。
 やしきたかじんツイッターで《歯切れ悪いですね。本質が暴力団とのメールだけで吉本興行は切らないと思います》《刑事事件にしないと云う前提での引退》ではないかなどと発言している。
 こんなニュースもある。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011082400436
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110824-00000539-san-soci
暴力団幹部との親密な交際」が暴露されつつある。その裏付けに「直筆の手紙」「幹部の親族らと撮影した写真」などがぞろぞろと出てきた。これでは吉本興業としてもドル箱タレントではあるが支えきれなかったのだろう。
 コラムニストの勝谷誠彦さんも早い。「紳介引退」の速報を受けて、2007年8月21日のこのニュースまでたどり着いている。さすがだ。この4年前のニュースというより「旧ス」だが、これは必見。
http://news.livedoor.com/article/detail/3275445/

 紳介は引退会見の中でこんな発言をしている。
「頂点を極めた。そこからゆっくりと降りようと思っていたが、その先は崖だった。それも自分らしくていいのかもしれない」
 そこでは余裕をかまして見せたが、事実、崖っぷちの選択肢は「引退」しかなかったようだ。

 さあて、近日中に海外へ逃げるかどうか、このあたりに注目したい。逃げ出せば「クロ」と思って間違いないだろう。